2019年11月12日 (火)

遥かなる旅愁-行く秋  深川俊一郎

流れる季節を追いかけて北の大地までやってくると、そこにはもう秋のうしろ姿がありました。
風音は遠い空の向こうへ、そして鉄路の彼方からは次の季節の便りが届くのです。

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初霜

最近まで半袖を着ていた身にとって、氷点下の朝は気が引き締まる。
季節が早送りされたかのようだ。
根室本線 下金山-金山 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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つめたい朝

冷たい朝霧が深い森に吸収されてゆく。
光と陰の狭間には、次の季節への予感がある。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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行く秋

秋が遠い山の向こうへと去ってゆく。
門番の踏切は寡黙にそれを見守っている。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

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早い日暮れ

向こうの山は名残の西日でまだ燃えている。
早々と青く陰った鉄路が妙に寒々しい。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*

Vol.1294

2019年11月 9日 (土)

小さなDLいろいろ スンボロ製糖工場編   服部一人

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インドネシアのスンボロ製糖工場は、その筋の人々にとっては有名なところです。コッペルのマレー式SLがいるので、それが目当てで行くことが多いのですが、ふと冷静にまわりに目をやれば可愛らしいDLの宝庫でもあります。もう日本ではお目にかかれない軽便鉄道の美しい風情が沿線のあちこちにあります。

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CANON EOS 5DMkⅡ,  Makro-Planar50/2, Distagon35/2    VOL.1293


 

2019年11月 6日 (水)

LongDistance 「 あおぞら たどつ 」 JR四国 多度津工場見学     梅村貴子

我が家の恒例行事、車両工場見学・・・。

この秋は少し足を伸ばして香川県の「JR四国 多度津工場」へ行って参りました。

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抜けるような青空のもと、沢山の車両展示とイベントが開催されました。

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OMAKE

四国と言えばやなせたかし先生。

工場内はあちらこちらにアンパンマンがいました。場内を大音量で流れる曲もアンパンマン!!


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もひとつおまけにJR四国のキャラクター 

「すまいるえきちゃん」と、頭の上にいるのは「れっちゃくん」です。こちらもかわいい。

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JR四国 多度津工場

Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE70-200mm F4 
vol.1292

2019年11月 3日 (日)

原点・品川リバイバル 『品川乗務員宿泊所』 太和田光一郎

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今日11月3日は、私にとっての鉄道写真記念日。初めて品川へ訪れて、20系ブルートレイン『はやぶさ号』を撮影した懐かしの日・・・。

今回は、その品川にまつわるステキな出会いをご紹介したい。それは先月、九州に出張した時の出来事、大牟田に行くため、JR鹿児島本線の吉野駅で下車し仕事を終えた帰り道、駅員さんに声をかけられた。その方は、元国鉄・JRマンの岩尾信俊さん。現在は、大牟田観光協会に所属され、吉野駅にお勤めになっている。

「いいカメラですね」 と言われて、列車が来るまでの間、話が弾む。 訊くと岩尾さんの愛機はNikon D90。私がレイルファンであることを話すと、昭和44年から廃止される少し前までの間、寝台特急はやぶさ号に乗務されていて、東京に着くと品川駅東口にあった乗務員宿泊所が常宿だったそうだ。

もしかしてと思い、東口駅前にあったボナール(注)という喫茶店をご存知ですか?と訪ねると、「よく行きましたよ。ゴージャスな店内の割にモーニPmd_2416kt_ングなど安くて、昼間、新聞を読みにいったりね」と、懐かしそうに語ってくれた・・・。

今までに、品川駅東口のボナールのことをご存知の方とお会いしたことは一度もなかった。それだけに、この衝撃的な出会いは、特別なご縁を感じずにはいられなかった・・・。

(注)前回記事に登場する、私が初めて品川駅東口に訪れた時に入った懐かしの喫茶店  前回記事: http://blog.rail-on.com/2018/11/post-bac6.html


現在のJR品川駅東口。写真中央のビル、東京コンファレンスセンター・品川の辺りに品川乗務員宿泊所はあった。その右奥には、現在建設中の高輪ゲートウェイ駅が見える。その右手前の黒色のビルの場所に、純喫茶『ボナール』があった。(写真上・上段:撮影2019.10.10)

東京タワーの特別展望台から420mmの超望遠で捉えた品川駅。沖電気の跡地に建てられたNTTのビルに隠れて乗泊は見えない。この時すでに新幹線の東京第一運転所、そしてその左奥にあった貨物取扱所は姿を消している。(写真上・下段:撮影 1994.2.4)

ひと言、声をかけていただいたことで、忘れられない素敵な思い出に・・・。岩尾さんを駅舎の前で。(写真右上:撮影2019.10.21)

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  田町電車区に憩う153系、113系たち、その奥にはお召用157系の姿が・・・。新幹線の高架線の後には、品川乗務員宿泊所、煙突の右下に純喫茶『ボナール』の姿が見える。(写真上:撮影1979.7.23)

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ちょうど今から40年前に撮影した、品川乗務員宿泊所(左端のビル)。このあたり、現在は何一つ残っていない。 (写真上:撮影1979.11.3)198011__20191102061801

46年前、初めて品川駅東口に来た時に入った懐かしの店、純喫茶『ボナール』(写真右:撮影1980.11.3)

東口の駅舎が新しくなり、乗泊のビルも外壁が塗装され、きれいになった頃の品川駅東口全景。(写真下:撮影1994.3.16)

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初めて品川に訪れてから一年後の昭和49年、この日の最初のカットも、やはり品川駅東口だった。EF65の0番台109号機の後ろには、DD13のトップナンバーがいる思い出の一枚。

この年の夏、母親にヤシカのコンパクトカメラを買ってもらえて写真の画質が格段に向上したが、20枚撮りのフィルムの残りを気にしながらの撮影に、変わりはなかった・・・。

この日の相棒は、幼い頃からよく一緒に遊んでくれた従兄弟のマーちゃん。この後、品川客車区と東京機関区を撮影している。(写真下:撮影1974年11月3日)

Nikon D5 ・ Df  14-24mm F2.8   16-35mm F4

Nikon F4   300mm F2.8+テレコン×1.4   PKR

Canon F-1 ・ EF   FD50mm F1.4   FD85mm F1.8   KR     

ヤシカエレクトロ35FC   フジカラー F-Ⅱ

Vol.1291

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