2019年5月24日 (金)

五月晴のキハ205-ひたちなか海浜鉄道  深川俊一郎

立夏を過ぎて、田んぼに水が湛えられる頃、久しぶりにキハ205が走りました。
聞けば検査前の最後の走りとのこと。五月晴れのもと、その姿を目に焼き付けました。

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五月晴れ

かなり褪せた塗装が、白日の下で少し現実離れした感じだ。
ひたちなか海浜鉄道 金上-中根 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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午後の散歩

列車を眺めながら散歩ができる、素敵な細道。
ひたちなか海浜鉄道 金上-中根 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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薄緑の風

水田のさざ波が夏を呼んでいる。
ひたちなか海浜鉄道 金上-中根 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

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線路端の囁き

列車が来ないささやかな時間は、静かで濃密な時が流れている。
ひたちなか海浜鉄道 金上-中根 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1238

2019年5月21日 (火)

駅のたたずまい 16  アンリ・カルティエ=ブレッソンの 「サン・ラザール駅裏」 フランス

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パリにいくつかあるターミナル駅のうち、サン・ラザール駅はおもに近距離の電車が発着するわりと地味な駅である。訪れたのがお昼過ぎという時間帯だったせいか、ガランとした長いホームには人影は少なかった。明り取りのある大きな屋根がかかり、気持ち良い風がホームを吹き抜けていた。

この駅に来た目的は実は駅の裏にあった。サン・ラザール駅といえばアンリ・カルティエ=ブレッソンの作品「サン・ラザール駅裏」である。水たまりを男性が飛び越えようとしている写真は有名だ。かねてより、この撮影現場を訪れてみたいと思っていたのだ。

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線路をまたぐ跨線橋を渡って裏手の方に回ると、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真で見覚えのある風景はすぐに見つかった。右が1932年に撮影された有名な「サン・ラザール駅裏」 左が最近の様子だ。特徴的な駅の大屋根はほぼそのまま。鉄の柵も同じデザインである。80年以上前の戦前に撮られた写真だが、現代でも場所の雰囲気はよく残っている。

かつて、若きアンリ・カルティエ=ブレッソンがライカを首から下げ、きっとこのあたりに立っていたのだ。彼はライカに50ミリだったが、21世紀の僕は最新のデジカメを使い、彼の作品に敬意を表して、軽く一礼してからシャッターを切った。

 

Fuji X100f,  XF23/2                  VOL.1237

2019年5月18日 (土)

LongDistance 「 DE15スマイル君 5月のお稽古 」 石北本線 ハンドル訓練   梅村貴子

車両取り扱い熟知の為のハンドル訓練と言われる試運転が時々行われます。

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生田原-生野

石北本線DE15のハンドル訓練は、スマイル機関車一両でやって来ます。
訓練なのだから運転士さんは気を抜かずに緊張感を持って、しっかり行われているのですが、私にはスマイル君が身軽にトコトコと・・・、とても楽しげに見えます。

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生田原駅  普通列車との交換

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安国-遠軽

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生田原-金華 常紋峠

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留辺蘂-相内

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北見駅  後方、訓練から帰った1543機を1542機がお出迎え

JR北海道 石北本線  遠軽-北見間
Sony α7R3 / FE24-105mm F4・FE70-200mm F4 (クロップ有)
Vol.1236

2019年5月15日 (水)

久方ぶりの常陸国  190515  太和田光一郎

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先日、E657系に 乗って久方ぶりに常陸国に行って来ました。写真は仕事を終え、水戸駅に4分遅れで入線してきたひたち号を撮影したものです。個性的な顔付きです。それにしても、このまま品川まで行けてしまうのが未だに不思議な感じです。Pmd_2431kt__1

オマケは、言わずと知れたお召機塗装に復活したEF8181。銀帯がロクイチを思わせますね。

撮影:令和元年5月2日 JR水戸駅  

Nikon D5   300mm F4PF      Vol.1235

 

2019年5月12日 (日)

只見線がくれたもの-2019皐月  深川俊一郎

東京が葉桜に衣替えしたと思ったら、もう雪国から開花の便りが届きます。
毎年のことですが、桜前線に誘われて身も心も一緒に北上してゆくのです。
 
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花舞台


古木の桜が田んぼまで大きく枝を伸ばしている。
一番列車が来たときには、もう陽が眩しいほどに昇っていた。
只見線 新鶴-若宮 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
 
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息吹く


暖かな日が続くと、開花は一気に進む。
花の息遣いが伝わってくるようだ。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*
 
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薄紅色の風


風のリズムにワンテンポ遅れて、枝垂桜が並んでゆっくり踊っている。
深い空色とのコントラストが目に沁みる。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*

Vol.1234

2019年5月 9日 (木)

連休中の多摩川   服部一人

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先日の10連休、いい陽気につられて多摩川に出かけてみた。河原で缶ビールを飲みながら鉄橋を渡っていく電車を眺める。ここは複々線区間だから次々に電車が通る。うたた寝しそうになっていたのだが、遠くで聞こえる雷の音で目が覚めた。

小田急線和泉多摩川 FUJI X-T3 XF16-55/2.8 VOL.1233

2019年5月 6日 (月)

LongDistance  こんにちは令和  梅村貴子

A Happy New 令和

平成の終わりに笑顔に会いにいってきました

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新潟では雨の中でのお仕事・・・

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がんばる酒田のスマイル君・・・

新しい時代が笑顔たくさんになりますように

JR貨物  新潟ターミナル駅 ・ 酒田港駅

Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE70-200mm F4
Vol.1232

2019年5月 3日 (金)

東海道新幹線ランドスケープ  190503  太和田光一郎

・・・シンメトリックな情景・・・

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いよいよ新しい元号がスタートし、令和の時代の幕開けです。

我が東海道新幹線のランドスケープも、新時代を迎えて作品性もパワーアップ!と行きたいところですが、またしてもシンメトリーシリーズです。

もっと目新しい写真を見せてよという声が聞こえてきそうですが、これからもみなさまに飽きられない良質なブログを目指して参りますので、どうぞよろしくお付き合いの程お願いいたします。

① 東海道新幹線 米原-岐阜羽島間

②        〃       新大阪-京都間

③        〃       名古屋駅 

④       〃         米原-京都間

⑤        〃         浜松-豊橋間

⑥        〃         新富士-三島間

撮影:2019.4.21   Nikon D5   70-200mm F4      Vol.1231

 

   

2019年4月30日 (火)

遥かなる旅愁-30年前に大地に帰った標津線  深川俊一郎

今日で平成が終わります。
この日に因んで何かテーマがないかと考えたとき、想いは30年前へと遡りました。
平成元年4月30日、30年前の今日、北海道の東の果て、根釧台地をのんびりと走る標津線が、大地に帰っていきました。
とても個人的なことで申し訳ないのですが、今なお北海道に魅せられ撮り続けているその原点は、標津線にあります。
とある本に載っていた、パイロットファームの中をぽつんと走る気動車(2色塗りのキハ22)の写真に、心は一瞬にして北へと馳せることになったのです。
高校1年の昭和54年に初めて北海道を訪れて以来、北へ東へと撮り歩くことになるのですが、きっかけとなった1枚に敵う写真は未だに撮れない気がします。
それでも根釧台地をのんびりと走っていた標津線と確かに向き合っていた証として、平成最後のこの日にご覧いただければと思います。

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遥かな大地・夏

ここ別海町は、牛の数が人の20倍と聞かされた。
草原の少し甘い匂いが頭上をかすめてゆく。
標津線 春別-協和 minolta XD MC W.ROKKOR 35mmF1.8 KM

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遥かな大地・秋

速い雲が季節を追い越してゆく。
色づくこの大地はどこまで続いているのだろうか。
標津線 奥行臼-別海 ROLLEIFLEX V Tessar 75mmF3.5 T EPR

Vol.1230

2019年4月28日 (日)

トラムの走る町 40 リールの保存電車 フランス   服部一人

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リールはフランス北部、ベルギー国境に近い都市だ。この町には郊外に向けて新しいトラムが走っているが、今回紹介するのはそちらではない。市内デュール川の河川敷にある古い電車の保存運転である。

戦前の古い電車をレストアした車両が通常は2両交代で走っている。河川敷は線路に沿って遊歩道があり、ジョギングやサイクリング、のんびりと散歩を楽しむ人々が集まっている。その脇をチンチンと鐘を鳴らしてのどかに電車が走る様子はほのぼのとした風情だ。河川敷は単調な景色かと思ったが、住宅の脇を通ったり、森の中や公園の横を走ったりと、意外に多彩な風景で半日あまりの滞在を十分に堪能した。

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アクセスとガイド
リールまではパリやベルギーからTGV、特急列車などが走っている。Lille Flandres駅前からバスに乗り現地まで向かう。L1番系統に乗ればWambrechies Mairieというバス停で下車。なかなかオシャレな街でレストランやカフェがいろいろあって寄り道したくなるが、そこを我慢して大きな橋で対岸に渡れば保存電車のVent de biseという電停が橋のすぐ下にある。もうひとつは88番のバスに乗り、Mirie またはTouquetバス停で下車、川に向かって10分ほども歩けば電車の起点のPont Mabille電停に着く。

運行は4月から9月までの毎週日曜日の午後。夏のシーズンはこれに加え水曜日も走る。だいたい14時から18時過ぎまで1時間に2本程度の電車がのんびり走っている。運賃は往復大人5ユーロ。

Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50 VOL.1229

 

 

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