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2012年11月11日 (日)

マウントアダプター遊び ライカレンズで鉄道を撮る   服部一人

近頃、巷で流行っているレンズマウントアダプター。私もマイクロフォーサーズカメラを買ったついでに遊んでみました。
あらゆるレンズとボディを組み合わせられると言えるほど、数多くの種類が市販されているマウントアダプター。私が買ったのはごくオーソドックスな、ライカMマウントレンズ→マイクロフォーサーズボディの組み合わせです。

今でもフィルムカメラのライカMボディは時々撮影に使うけれど、さすがにデジタル全盛の世の中では以前より出番が少なくなってきた。せっかくいいレンズが何本も揃っているのに、あまり使わないのはもったいない。というわけで50ミリf2のズミクロン と90ミリf2.8のテレ・エルマリートを持ち出してテストしました。マイクロフォーサーズに使うとちょうど焦点距離が倍になるので、どちらも望遠レンズということになります。


_2012_10_04_002_90_2            
       50ミリをつけた姿。     90ミリをつけたところ。
                  どちらも違和感なく、よく似合います。


まずは50ミリのズミクロン。最近話題の東武8000系を撮ってみました。結果は、すばらしい上がりでした。35ミリフルサイズのイメージサークルの真ん中の部分を使うマイクロフォーサーズだから、描写が良くて当然という気もしますが、なにしろ30年以上前のデジタルなどない時代に設計されたレンズです。それを最新のデジカメに使ってまったく破綻のない写り。周辺までシャープで発色もナチュラルです。歪曲、色収差はほぼ無し。その優等生的な描写に感心しました。これなら実戦に使えます。

_1010132

鐘ヶ淵 ズミクロン50/2 f4半 1/1250 ISO400 ノートリミング

50






中心部分の拡大



続いて90ミリのテレ・エルマリートも試しましたが、こちらも優秀。フィルムがデジタルのセンサーに変わっても、ちゃんときれいに写ります。なんか新しいレンズが増えて得した気分。これからは撮影行に持っていきます。
数少ない問題点は、絞り過ぎると回折現象でピントが悪くなります。どちらのレンズも最高の性能を発揮するのは絞り5.6か5.6半くらいまで。8を越えると解像力が落ちます。もうひとつの問題はピント合わせ。液晶を拡大して合わせますが、背面液晶では画素数が少なくてやりにくいですね。電子ビューファインダーがほしいところです。オートフォーカスではないので速写性はないですが、鉄道は置きピンで撮ることも多いので気にしないことにします。


9056_0474

代田橋 テレ・エルマリート90/2.8 f5.6  1/640 ISO400  ノートリミング

9056_00


中心部分の拡大

5028_0505_2

9028_489

背景のボケ具合も普通にきれい。
上ズミクロン50/2 f2.8    下テレ・エルマリート90/2.8 f2.8


パナソニックGX1につけた姿もなかなかかっこいいです。軽い気持ちで始めたマウントアダプター遊び。好結果に楽しくなって、手持ちの他のレンズもいろいろ試してみることにします。世のカメラファンがマウントアダプターの深みにはまる訳がわかるような気がしました。用心して気をつけよう。

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コメント

私もアダプター買ってみたくなりました。森眞一

森さん、こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。マウントアダプターは奥が深いです。今やっているのはLマウントの引伸ばしレンズを使って撮影してます。引伸ばしレンズはかなり高性能で無限遠でもシャープです。またそのうちブログで発表します。

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