線路端の光景-4 深川俊一郎
列車が去った後には・・・長くゆったりとした時間と空間が流れてゆきます。
そこにはいつも、いずれまたやって来る次の列車の予感があるのです。
線路から付かず離れず、そこにある名もない小さな一瞬を見つけては、ささやかなアルバムの1ページを重ねてゆきます。
地吹雪
降雪は止みましたが、風はますます強く横殴りで、線路がうっすらと消えてゆきます。
予想通り、今日は運休になりました。
大糸線 頸城大野-姫川 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*
閉ざされた駅
列車の来ない駅は、急にひと気がなくなりました。
ホームの向こうには白い海原が荒れ狂っています。
大糸線 頸城大野 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*
暴風雪
夕暮れ迫る頃、一息ついていた吹雪がまた暴れだしました。
夕闇までもが吸い込まれてゆきそうです。
大糸線 小滝-根知 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*
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深川様
力作に感動しました。作品は幻想的ですが、よく見るととても寒さが伝わります。ここまで仕上げれるプロセスの凄さも感じました。
下田コーイチ
投稿: 下田コーイチ | 2013年2月24日 (日) 08時48分
いつもありがとうございます。
吹雪の描写は、見たときの凄さがなかなか写真で再現されずに、いつも苦労しています。
投稿: 深川 俊一郎 | 2013年2月24日 (日) 23時30分