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2013年3月 5日 (火)

スイスの小さな鉄道 7 バーゼルとチューリヒのトラム   服部一人

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普段は走らぬビンテージトラムがバーゼル市内の細い路地を行く。

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その全貌がこちら。現在はお茶と軽食などを出すサロンカーとして特別運転している。ライムグリーンがクラシックで実に美しい。



大きな地図で見る


スイスは鉄道旅行が快適な国である。九州ほどの面積に5000キロを超える鉄道網があって、これはJR九州の路線長の約2倍にもなる。どこに行くにも鉄道で行けるといった感じだ。幹線を走る特急から登山鉄道、ローカル線、トラムに至るまでどれも楽しい。

スイス人はドイツ人やイギリス人と並んで鉄道好きな国民だと思う。駅の構内にあるキオスクのような本屋ですら、鉄道雑誌や模型雑誌など、すぐに5、6種類は見つける事ができる。これがイタリアなどに行くと鉄道雑誌よりバイクや車雑誌が増えてくる。

スイスに行ったらトラムもぜひ見たいと思っていたが、なにしろスイスは魅力的な鉄道が多い。こちらの時間も限られているので、今回の旅ではバーゼルとチューリヒだけ、それぞれ数時間の見学でした。ともに最新式のLRTの連接車も走る近代的なトラムネットワークだが、私としてはやはり古いものに目がいく。古典とまでは言えないが、少し古い電車がトレーラーを引っ張って走る姿は、なかなかいいものでした。


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バーゼル駅の重厚な駅舎をバックに、四方からトラムが次々にやってきては発車して行く。目がまわるくらいの一大ターミナルです。


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黄色の塗装もあったが、こちらの緑色の方が古い街並みによく似合う。


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チューリヒ中央駅のすぐ前に「駅前通り」という名の通りがあった。街路樹がある美しい通りで、灯がともる夕暮れ時の風情は、しみじみとしていいものだ。後方はチューリヒ中央駅の駅舎。


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連接車のほかに、電動車がトレーラーを引く編成などもやってくる。


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Canon EOS5DMk2, 60D, EFMacro100/2.8L, 17-40/4L, Makro-Planar50/2, Distagon35/2

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コメント

ご無沙汰しています。いつも楽しく拝見させていただいています。
バーゼルのトラムの思い出です。初めてのヨーロッパ旅で、夜行列車でバーゼル駅に降り立ちました。駅近くのSカーブでトラムを撮影しようと見ていた時です、運転手は大きなステアリングホイールをS字に合わせて右左に切っているのですね。いや、びっくりしました、線路があるのに転舵している!
よくよく見ると、コントローラが自動車のステアリンホイールのような形で、右左に切って加速減速をしているのですね。加減速の具合がちょうどS字カーブに合っていたのです。
初めてみる物ばかり、何も知らない僕は本当にびっくりしたのです。
あれから25年、懐かしく思い出しました。ありがとうございました。

大木さん、こんにちは。ご覧いただきましてありがとうございます。ヨーロッパはトラムが本当に楽しいですね。今回のスイスの旅では、事前に大木さんの著書「ヨーロッパ汽車の旅」を読んで勉強しました。本に載っていた美しいパノラマ写真がたいへん印象的で、レイティッシュバーンにも行ってきました。粘着運転で右に左にカーブを切りながら急勾配を登っていく車窓風景は絶景の連続でしたね。
トラムは、このあと番外編でイタリアのミラノが出てきます。お楽しみください。

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