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2013年6月11日 (火)

1周年特別企画 線路端の光景-特別編  深川俊一郎

記念列車撮影のため初めて訪れた明知鉄道。抜けるような五月晴れのなか、汽車旅を堪能した1日でした。
新宿から中央東線で新緑の甲斐路を下り、塩尻から中央西線で素朴な山村や寝覚ノ床を眺めながら、恵那までやってきました。
そしていよいよ私にとって未知の路線です。出発するとすぐに山あり谷あり田圃ありで、駅の佇まいも絵になり、おおよそローカル線の要素をすべて持っているといっていいのではないでしょうか。
もしこのことがなければ、おそらくは一生訪れることもなかったかもしれません。
そう考えると、作品づくりの信条としている一期一会の精神を、改めて考えさせられる日にもなりました。
国鉄時代に来たかったな・・・というたわごとは幾つになっても出てしまいますが、今、ここに生きている鉄道があるのです。
この出会いを導いてくれた、いつも当ブログをご覧いただいている皆様と、レイル・オンの仲間にひたすら感謝です。


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真夏の静寂


明智駅は、日本大正村への最寄り駅で、整備された中に古さが同居している。


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片隅


山岡駅の片隅にはレールバスが留置されていた。当初は味気ないと思っていた新車が、このようになると誰が思っただろう。


13047_3
汗ばむ陽気


飯羽間駅で降り立った。列車が去ってゆくと、かすかな熱気が頬をかすめていった.


13047_4
農村風景


ここには山と田圃しかない。でも日本一の農村風景といわれるだけのことはある。


明知鉄道 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*


1_2

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コメント

関東圏とまた違う空気感を感じられたのではないですか?
少しの行くと奥三河、私の実家は日進市なので地域的には近いです。
中央西線は大学時代、松本と名古屋の往復で乗った振り子式が懐かしく思い出します。

北方志向の私としては、とても新鮮でした。機会があればまた是非行きたいと思います。
中央西線381系初代振り子式は既にいませんが、のどかな雰囲気は遠い昔の記憶そのままでした。

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