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2013年7月17日 (水)

函館市電100周年(上) トワイライトの駒場車庫   服部一人

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新旧の電車が一同に勢揃い。ライトや方向幕も点灯してあでやかなもんです。


函館市電は今年がめでたく100周年。先頃記念のイベントが開かれました。

 

まずは駒場車庫のトワイライト写真撮影会。夕方のきれいな斜光線に照らされる頃から、次第に夕闇に包まれて美しいブルーの夜景まで十分に撮影を楽しみました。夜店も出てビールも売っているので、のんびりと楽しみたいところですが、撮影に夢中になってそれどころでないのが貧乏性ですね。

 

古い電車がじっくり見られてたいへん満足でした。函館市企業局の皆様、すばらしいイベントを開催していただきまして、どうもありがとうございました。

 

 

  

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こちらは可愛い電車の3台並びです。ささら電車は本物を初めて見ました。

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当日展示された車両の中でもとりわけ気になるのがこの2両。530号は長年の風雪を生きてきた風格ある面構え。渋いツートンカラーも実に似合ってます。かたや723号のグリーンとクリームの塗り分けもレトロでいいですね。阪堺電車のモ501旧塗装に通じる魅力があります。(こちら→http://blog.rail-on.com/2013/06/501-0bb9.html )僕がグリーンとクリームのツートンが好きなのは、幼少の頃に身近にあった名古屋市電の原体験かもしれません。

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530号は夜の光の中で見ると、より重厚さを感じます。大きく書かれた「530」という正面の数字が堂々としていて好きです。

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夕闇と車内のタングステンライトの暖かな光のコントラストが美しい。

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当日の様子。車両の入れ替えもあって、函館市企業局のサービスはきめ細かく、かつファンの希望をかなえるもので充実した撮影会でした。終了時には集まった人々から拍手が起こりました。

 

CANON EOS 5DMk2, 60D,  EF Macro100/2.8L, Makro-Planar50/2, Distagon35/2   FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4

 

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コメント

 ここ6,7年は、海外への撮影旅行はおろか、関東近郊の外へも行けていない
私にとっては、うらやましい撮影シーンですね! イベントの終了時には、集まった人々から拍手が起こりました。との服部さんのコメントとアップした写真でほんの少し、臨場感が味わえました。               

k.iwamatsu さん、こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
こういう撮影会に参加することは珍しいのですが、今回は古い電車が一同に見られるということで、休みを工面して遠路はるばる行ってきました。参加者の数が適度だったということもあり、気持ちよく撮影できました。
それにしても、函館はエキゾチックな町ですね。次回のアップでは、今回の続きの走行中の写真をお目にかけます。

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