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白く湧く積雲が遠くで呼んでいる。
房総の小さな鉄道が郷愁を呼び覚ます、想い出の夏。
わた雲
わた雲が湧いたと思えば、その顔を変えながら足早に流れてゆく。
夏の大空スクリーンはとても賑やかだ。
小湊鉄道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
猛暑日に
人っ子一人いないある猛暑日。
こつこつと確かな音を響かせて、小さな鉄路を守る人がいた。
小湊鉄道 高滝-里見 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
静かな夏の午後
蝉の鳴き声がうるさければうるさいほど、静寂を感じるのは何故だろう。
そこには空虚な夏の空間が広がっている。
小湊鉄道 月崎 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
トワイライト撮影会(こちら→http://blog.rail-on.com/2013/07/100-55e8.html )があった翌日、早朝5時台から旧型電車の続行運転がありました。530を先頭に723、そして箱館ハイカラ號、ササラ電車と続きます。分岐のある十字街は朝早くからけっこうな人出でした。その後、530と723は午後まで運行。ハイカラ號も定例の夕方までの運行です。良い天気にもめぐまれて、一日旧型車を楽しめました。
十字街での早朝の続行運転。530が先行して行ってしまったので3両だけですが、まだ車の少ない通りを静々とお成りになります。
降雪期でもないのにササラ電車が走るのは非常に珍しいと言えましょうか。イベントならではです。
こちらおなじみのハイカラ號。「百」の文字がきいてます。
Canon EOS5DMk2, 60D, EFMacro100/2.8L, 17-40/4L, Makro-Planar50/2, Distagon35/2, FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4
函館市電は今年がめでたく100周年。先頃記念のイベントが開かれました。
まずは駒場車庫のトワイライト写真撮影会。夕方のきれいな斜光線に照らされる頃から、次第に夕闇に包まれて美しいブルーの夜景まで十分に撮影を楽しみました。夜店も出てビールも売っているので、のんびりと楽しみたいところですが、撮影に夢中になってそれどころでないのが貧乏性ですね。
古い電車がじっくり見られてたいへん満足でした。函館市企業局の皆様、すばらしいイベントを開催していただきまして、どうもありがとうございました。
こちらは可愛い電車の3台並びです。ささら電車は本物を初めて見ました。
当日展示された車両の中でもとりわけ気になるのがこの2両。530号は長年の風雪を生きてきた風格ある面構え。渋いツートンカラーも実に似合ってます。かたや723号のグリーンとクリームの塗り分けもレトロでいいですね。阪堺電車のモ501旧塗装に通じる魅力があります。(こちら→http://blog.rail-on.com/2013/06/501-0bb9.html )僕がグリーンとクリームのツートンが好きなのは、幼少の頃に身近にあった名古屋市電の原体験かもしれません。
530号は夜の光の中で見ると、より重厚さを感じます。大きく書かれた「530」という正面の数字が堂々としていて好きです。
夕闇と車内のタングステンライトの暖かな光のコントラストが美しい。
当日の様子。車両の入れ替えもあって、函館市企業局のサービスはきめ細かく、かつファンの希望をかなえるもので充実した撮影会でした。終了時には集まった人々から拍手が起こりました。
CANON EOS 5DMk2, 60D, EF Macro100/2.8L, Makro-Planar50/2, Distagon35/2 FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4
先日、炎天下の中、カメラ三台をぶら下げて何時間も撮影していたら、危うく熱中症になりかけてしまいました。
撮っている時は、まったく平気だったんですが、その日の晩、体に熱がこもってしまい、慌てて脇の下と、鼠径部の動脈を冷やして、事なきを得ました。
みなさま、撮影は、つい夢中になって無理をしがちです。くれぐれも、熱中症にはお気を付けください。
近所をランドスケープしている途中、いい情景が目に止まり、しばらく列車が来るのを待っていると、買い物の帰りでしょうか、絵になる若い女性が、うまく画面に入ってくれました。
2013.7.6 京成本線 船橋-海神間
16-35mm
義塾高校前~石川
朝から日差しはあったが、雲の多い天気だった。出かける時には気持ちのいい風が吹いていた。
しかし中央弘前から電車に乗って義塾高校前で降りる頃には、湿気の多い蒸し暑い一日が予感された。
遠くまで視界はいいのだが、地表が太陽に照らされて水蒸気が立ち上り、あたりに拡散しているような気がする。10分も歩けばすでに汗が出てくる。のどが渇いて冷たい水を飲む。
まだ1時間ほどしか撮影していないが、けだるい感覚が体にある。こういう日は体力の消耗がいつもより激しいのかもしれない。1時間に1本ずつやってくる上下列車を待ちながらリンゴ畑の横にたたずんでいる。まだリンゴの実は青くて小さくて固い。日陰に腰を下ろして本を読みながら時間をつぶす。今日は機材も簡単で気軽な撮影だが、何だか少し調子が出ない。まぁ、こういう日もある。
中央弘前は、名前のとおり弘前市の中心街に近い場所にある。しかし、にぎやかさとは裏腹に閑散としたところだ。駅の建物も昭和の雰囲気が濃厚である。
義塾高校前~石川 弘前中央
FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4
その昔、駅で撮った写真はキヨスク、駅の近くで撮った写真はマルイと言っていたそうですね。
今回、お見せするキヨスク写真は、「のぞみ号」の流し撮り。電光掲示板に案内が出て、しばらくすると颯爽と通過!
何度見てもそのカッコ良さに、身も心も陶酔してしまいます。
2013.2.24 (上) 2013.6.22 (下) 東海道新幹線 熱海駅
オマケ:2013.6.1 熱海駅(左)
駅のホームは危険がいっぱい。皆さん、通過列車にはくれぐれもご注意くださいね。
ところで最近、ここ新幹線熱海駅のキヨスクが姿を消してしまい、ホームがガラ~ンとしています。
Nikon D4 24-70mm F2.8G 70-200mm F2.8G
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