奥会津より-雪時々止む 深川俊一郎
しんしんと降り続く雪の中にいると、時間の感覚がうすぼやけてきます。
ふとした瞬間が静止画のように刻まれるかのようです。
そのうち少しずつ少しずつ視界が開けたかと思うと雪は一息つき、そしてまた降り続くのです。
本降りの朝
列車が到着すると、小止みになっていた雪がまた本降りになってきた。
学校までのわずかな道のりが、少し遠く感じることだろう。
只見線 会津坂下 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*
視界不良
吹雪が全ての輪郭を消してゆく
列車は視界から消える寸前だ。
只見線 会津坂本-会津柳津 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
閉ざされた踏切
うっすら青色に染まってきた雪面の向こうで踏切が鳴っている。
何を謳い、誰に問いかけているのだろうか・・・
只見線 上条-越後須原 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*
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