« ゆずと行く・・富士眺望 伊勢新一郎 | トップページ | LongDistance -- 140117 --  梅村貴子 »

2014年1月15日 (水)

雪の中の白い電車  アルピコ交通上高地線   服部一人

_20120120_074

_20120120_115_2

_20120120_080_2



僕くらいの年代だと、松本電鉄と言った方が馴染みがあるけど、現社名はアルピコ交通。訪問した日は小雪が舞う天気だったが、雪の中に白い電車の音が吸収されて、無音で電車が現れ、走り去っていくように感じた。静かなモノトーンの背景の中で、コーポレートカラーの五色の帯だけが目に残っている。

終点の新島々まで行ったあと、ひと駅手前の渕東(えんどう)駅まで行く。ここで数本の列車を撮影したあと、車両基地のある新村へ。新村駅は開業以来という築90年の由緒ある木造駅舎が健在だった。待合室の長いすの座布団に座って熱いお茶を飲んで休憩。少し体が温まったところで車両基地を外から撮影した。もと東急青ガエル5000系や木造貨車の倉庫などが置いてあって興味をそそる。

松本に帰る電車は帰宅する通学客でけっこうな乗車率だった。特急あずさに乗り換え新宿駅に到着すると、雪とは無縁の冬にしては比較的暖かい夜だった。


_20120120_143

新村駅の旧駅舎。ここを訪問したのは2年ほど前で、現在は新駅舎が隣に立っている。

_20120120_161

_20120120_234_2 構内に留置してあるED301。ボールドウィン、ウエスティングハウス 1926年製の銘板がいまも輝いている。



CANON EOS5DMkⅡ EF24-105/4L



« ゆずと行く・・富士眺望 伊勢新一郎 | トップページ | LongDistance -- 140117 --  梅村貴子 »

服部一人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雪の中の白い電車  アルピコ交通上高地線   服部一人:

« ゆずと行く・・富士眺望 伊勢新一郎 | トップページ | LongDistance -- 140117 --  梅村貴子 »

最近のトラックバック

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31