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2014年3月10日 (月)

線路端の光景-8 オホーツクへ  深川 俊一郎

列車が去った後には・・・長くゆったりとした時間と空間が流れてゆきます。
そこにはいつも、いずれまたやって来る次の列車の予感があるのです。
線路から付かず離れず、そこにある名もない小さな一瞬を見つけては、ささやかなアルバムの1ページを重ねてゆきます。

14019
霞む地平線


大地と空がかきまぜられたように、方向感覚がなくなってゆく。
霞む地平線に佇む一本の木が、その厳しさを教えてくれる。
石北本線 女満別-呼人  ROLLEIFLEX V  Tessar 75mmF3.5 T

14019_2
開かない踏切


いつまで待っても開きそうにない踏切。
ここから先には行ってはいけないのだろうか。
釧網本線 北浜-浜小清水 ROLLEIFLEX V  Tessar 75mmF3.5 T

14019_3
流氷来たる


どこからが海なのか曖昧だ。
冬のオホーツクは別世界への入り口なのだろうか。
釧網本線 桂台-鱒浦 ROLLEIFLEX V  Tessar 75mmF3.5 T

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