線路端の光景-8 オホーツクへ 深川 俊一郎
列車が去った後には・・・長くゆったりとした時間と空間が流れてゆきます。
そこにはいつも、いずれまたやって来る次の列車の予感があるのです。
線路から付かず離れず、そこにある名もない小さな一瞬を見つけては、ささやかなアルバムの1ページを重ねてゆきます。
霞む地平線
大地と空がかきまぜられたように、方向感覚がなくなってゆく。
霞む地平線に佇む一本の木が、その厳しさを教えてくれる。
石北本線 女満別-呼人 ROLLEIFLEX V Tessar 75mmF3.5 T
開かない踏切
いつまで待っても開きそうにない踏切。
ここから先には行ってはいけないのだろうか。
釧網本線 北浜-浜小清水 ROLLEIFLEX V Tessar 75mmF3.5 T
流氷来たる
どこからが海なのか曖昧だ。
冬のオホーツクは別世界への入り口なのだろうか。
釧網本線 桂台-鱒浦 ROLLEIFLEX V Tessar 75mmF3.5 T
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