遥かなる旅愁-冷たい秋-3 深川俊一郎
儚さ故の美しさ・・・季節の狭間に一瞬の輝きを見せる北海道の秋。
早い雲の流れが紺碧のスクリーンを厚くなぞり、季節を塗り替えてゆくのです。
秋色陰影
雲の切れ間からスポットライトのように陽がさしては消えてゆく。
その早い動きで目まぐるしく大地の表情が変化する。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
紺碧のスクリーン
珍しく雲一つないまさに紺碧の空である。
厚塗りした油絵のような紅葉の木々の中で、直線的に流れる列車が印象的だ。
石勝線 占冠-トマム HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
秋の舞
広々とした信号所はいかにも北海道の幹線らしい。
風と共に去っていく列車の後に、名残の落ち葉が光っていた。
石勝線 トマム-新得 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
Vol.513
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コメント
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こんばんは、どれも露出設定が難しい
場面ばっかりですね、
どのカットも程よくコントラストが残ってるのは
ツアイスの魅力でしょうか
投稿: 昭和鉄道少年 | 2014年11月 4日 (火) 20時43分
こんばんは。いつもご覧頂きありがとうございます。
以前よりもシャドウを潰さないよう気をつけていますが、でもコントラストは欲しいので、露出は永遠の悩みです。
ご指摘のとおり、レンズの魅力は少なくないですね。
投稿: 深川 俊一郎 | 2014年11月 5日 (水) 01時05分