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2014年11月30日 (日)

小雨そぼふる 名残のもみじ   箱根登山鉄道   服部一人

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力強いモーターの音とともに大平台に進入する本命103+107。

前回はあじさいの季節だった。(こちら→http://blog.rail-on.com/2014/07/post-fa4b.html ) その時から、次は紅葉と決めていた。沿線は盛りは過ぎたが、それでもまだじゅうぶんに見応えのある紅葉が残っていた。落葉の多いこの季節には、小雨や霧雨がしっとりとしていい感じなので狙って行った。というのは嘘で、実は休みを工面して撮影に出かけた日があいにくの悪天候だっただけなのだが、でも、まぁ悪くなかったですよ….。負け惜しみっぽいですけど。

今回はスイッチバックの大平台に下車。駅のまわりで少し撮影したあとは上大平台信号場に向かって撮影しながら歩く。住宅の合間を縫って細い道があり、これが線路と交差するところ、警報器のない小さな踏切がいくつかある。うっすらと湯気がただよっているあたり、いかにも温泉街らしい風情がある。

今回も撮影に気合いが入るのはモハ1型。特に吊り掛けが残る103+107が何といってもお目当て。この日は平日だったが、紅葉シーズンで多客対応のため108を連結して3両運転だった。最近は写真とともにビデオを撮ることが多いのだが、あとで動画を再生すると勾配を登っていく吊り掛けモーターのうなる音が何ともしびれました。写真もいいけど、鉄道の動画はまた別のリアルな魅力があって、こちらもやめられません。


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電車の朱色と赤信号と紅葉がいい組み合わせで似合ってます。

2014_11_28__0112_3                                線路の上にも落葉がいろどりを添えてます。

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晩秋の日没は早いです。夕闇迫る信号場に静かにモハ2が進入したのを見届けて本日の撮影は終了。満足しました。


記事をアップしていて思いましたが、一昨日の伊勢氏の「わ鉄の秋」とは、同じ紅葉をモチーフにしながらテイストの全然違う対照的な写真ですね。かたや、これぞ錦秋という見事なあでやかさですが、こなた、私の写真は我ながら地味で暗くてジメジメしてます。まぁ場所も天気も全然別だから比べても仕方ないけど、きっと作風の違いということも大きいんでしょうね。いつも彩度のたりない写真ばかりですいません。

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モハ1やモハ2など、古いものばかりについ目がいきますが、今度新しく入った3000型も斬新なデザインでカッコイイです.ガラス窓が広くて景色がよく見えることでしょう。


Canon EOS 60D, EFMacro100/2.8L, EF17-40/4L,                                VOL526

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