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2015年2月

2015年2月28日 (土)

トラムの走る町2 アイルランド ダブリン

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ヨーロッパには多くの都市でトラムが走っている。前回はイタリア、ミラノ(こちら→http://blog.rail-on.com/2014/09/post-30e2.html )今回は島国アイルランド。

アイルランドという国は、私にとって長らく遠いあこがれの国だった。
「ガリバー旅行記」の作者ジョナサン・スイフトの故郷、小泉八雲がかつて住んだ国、ベトナム戦争の写真で有名な岡村昭彦が長く滞在した国。今まで1度も行ったことがないのに想像のイメージはどんどん広がっていった。

イギリスからの帰路、そのアイルランドの首都ダブリンでわずかの時間過ごした。ここのトラムの車両は1種類のみ。今どきのモダンな5連接車である。両端が長く、中間車が非常に短くなって、これで急曲線を通過していく。小さなカメラを1台だけ持って、通りに沿って半日歩いた。トラムは長い車体をくねらせながら、音もなくすべるように走っていく。

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FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4                                                       VOL577


2015年2月26日 (木)

LongDistance -- Winter Cool Tracks --  梅村貴子

150226_002_3150226_001_5150226_003_5JR北海道 石北本線
OLYMPUS OM-D E-M1   ED40-150mm F2.8     Vol.576

2015年2月24日 (火)

東海道新幹線ランドスケープ  -150224- 太和田光一郎

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世界のPanasonic。 世界のSHINKANSEN・・・。

2015.2.14 東海道新幹線 岐阜羽島-米原間       Nikon D4  70-200mm F4       Vol.575

 

2015年2月22日 (日)

遥かなる旅愁-薄青色の大地-1  深川俊一郎

暦の上では立春が過ぎる頃、北の大地は一層厳しい寒気に閉ざされます。
冬型が緩み、雪雲が去った後の放射冷却で、極寒の眩しい光景が繰り広げられるのです。


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寒極まる


薄青色の夜明け前、気温は-25℃を下回った。
厳かな美しさがそこにはある。

根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*

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氷華爛漫


硝子細工のような樹霜が咲いた。
厳しい自然が織りなす工芸品だ。

根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

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散り始め


陽が昇ると氷花は儚くも散り始める。
その様を見ていると、一瞬暖かな桜吹雪を連想してしまった。

根室本線 下金山-金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*

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遥かな出会い


遮るものは何もない白い大地。
お互いが様子を見ながら、そして少し距離を保ちつつ、ゆっくりと時が流れてゆく。

根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

Vol.574

2015年2月20日 (金)

ゆずと行く・・CITY WAY  伊勢新一郎

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06tg1kan      LumixGX1 Vol.573

2015年2月18日 (水)

行くぜ東北! 津軽鉄道ストーブ列車   服部一人

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_khp3204赤々と燃える炎が何ともなごみます。車掌さんは切符を売るだけでなく、石炭をくべたりお客のためにスルメを焼いたりとなかなか忙しいです。

ここのところJR東日本の東北キャンペーン「行くぜ、東北。」のポスターをよく駅で見かける。何事によらず、この手のキャンペーンに感化されやすい性格の私はすっかり東北に行きたくなった。どうせ行くなら最北端、青森県である。青森はいいところいっぱいあるけど、冬となれば、やっぱり津軽鉄道のストーブ列車でしょう。

というわけで新幹線に乗って出かけてきました。それにしても今さらながら新幹線は速くて便利です。朝東京を発てば、午後にはもうストーブ列車の中です。車内はほとんどが都会から来たと思われる旅行者ばかり。発車前からストーブの上ではスルメが焼かれて、車内にはぷーんといい匂いが立ちこめています。当然酒類の車内販売もあって、ここはひとつ津軽鉄道の売り上げのために買わないわけにはいきません。

前回の訪問(こちら→http://blog.rail-on.com/2012/12/post-bd17.html )では、沿線での撮影がひかえていたためグッとこらえましたが、もう今回はどうでもよくなりました。あぶったスルメと缶ビール、車窓には冬の津軽には珍しいおだやかな日差し。津軽富士岩木山もきれいに見えます。いやー最高ですね。極楽極楽。来た甲斐がありました。

車内は石炭ストーブのやさしい暖かさと共になごやかな雰囲気。「地吹雪ってのは今日はないのかい?」 などという旅人のお気楽で勝手な質問にも、アテンダントのお姉さんはニコニコと受け答えしています。
ストーブ列車は冬の津軽の風物詩。いいもんですよ。ぜひ皆さんもどうぞ。

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この日はDLが検査ということで前後にDCを付けての列車でした。

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_khp3216車内は可愛いダルマストーブだけでなく、よく見るとなかなか味わい深いディティールがあります。

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おだやかな1日でしたが、日が暮れるととたんに冷気が足もとから登ってきます。冬の津軽の厳しさを想います。


FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4                                                              VOL.572

2015年2月16日 (月)

LongDistance -- Winter Cool Stripe Colors --  梅村貴子

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東京臨海高速鉄道  りんかい線 
Sony Cyber-shot RX100       Vol.571

2015年2月14日 (土)

東海道新幹線ランドスケープ  -150214-   太和田光一郎

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世界のSONY。 世界のSHINKANSEN・・・。

2015.1.29 東海道新幹線 豊橋-浜松間    Nikon D4  70-200mm F4     Vol.570

2015年2月12日 (木)

奥会津より―駅前ねこたちの冬  深川俊一郎

駅には人だけでなく、なぜかねこも集います。
冬の寒さに、駅の温もりがありがたいのは人間だけでしょうか・・・

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特等席


人懐っこい茶トラくんは、得な性格だ。
何と温かい場所を見つけたものだ。

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冷たい午後


少し人見知りするキジトラくんは、遠巻きに駅を見つめる。
寒風に吹かれながら何を思う。

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ひだまり


雪やんだ駅前に少し暖かなひだまりができた。
2匹はとても仲良しだったのだ!

只見線 会津坂下 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.569

2015年2月10日 (火)

ゆずと行く・・風の道  伊勢新一郎

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LumixGX1,TZ40 Vol.568

2015年2月 8日 (日)

青函連絡船 八甲田丸   服部一人

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八甲田丸の船内は公開されている。現役時代は操舵室に入ることはできなかったので初めて見た。けっこう広いということが意外だった。船底の車両甲板には、こちらも昔懐かしいキハ82が展示してある。

ある世代以上の方には共感してもらえると思うのだが、昔、北海道に渡るといえば夜行列車で青森に到着し、青函連絡船に乗船し、津軽海峡を越えて函館に上陸するというのが定番のルートだった。いまや青函トンネルで海の下をくぐり難なく函館に到着する。ひと眠りしている間に気がつけば海を越えていたということもある。そこをやがて新幹線が走り、東京から乗り換えることなく函館に着くことも可能になる。別に昔はよかったと言うつもりもない。今の方が便利で快適でいいに決まっている。ただ、旅の風情は大きく変わった。

かつて船上から函館港が見えてくると、「いよいよ北海道!」という多少の高揚感はあった。冬の津軽海峡は荒れるとたいへんだったが、歌やドラマの舞台になる切なさもあった。青函トンネルでは演歌も生まれない。時代が変わった。

青函トンネルができて連絡船が廃止になったのは1988年だそうだ。もう25年以上も昔のことだったか。今でも青森駅に降りると、長いホームの端の先にあった乗り換え桟橋の方をつい見てしまう。現在そこにはかつての連絡船八甲田丸が係留されている。車両積み込み用の可動橋も残されていて、岸壁のあたりは昔の名残に浸ることができる。


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この日はベイエリアでイベントが行われていた。ねぶたを模した可愛い人形が海沿いに並び、最後は打ち上げ花火が上がった。凛とした空気の冬空に鮮やかな花火の光が舞う。


FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4                                                            VOL567


2015年2月 6日 (金)

LongDistance -- Snowy dance --  梅村貴子

2年前にラッセルの豪快な勇姿に惚れ込んで以来、目を♡にしてラッセルの追っかけに勤しんでおります。
と言っても、カリカリに凍った雪道の運転を私がしたらあっという間に車がくるりんぱ〜になるのは間違いなし。
毎度お陰様の326(saburou)氏にくっついて、石北
(1/17記事)から宗谷を廻ってきました。宗谷編は特に大雪が降った後でもなく、青空でもなく・・・でしたが、それでもなんでもラッセルはカッコイイ!!今年も会えて満足です。

__ 「雪舞」 - Snowy Dance - 宗谷ラッセル 雪372・雪362 

_011_2______下沼-幌延

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安牛-雄信内

_006_2
歌内-天塩中川

_013
歌内-天塩中川

_007_3________________天塩中川-佐久

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佐久-筬島

_004 佐久-筬島

JR北海道  宗谷本線 雪372 雪362
Canon EOS 6D EF17-40mm F4L / OLYMPUS OM-D E-M1  ED 40-150mm F2.8
  ・ 1.4x Teleconverter  

 _________________‥‥ OMAKE ‥‥

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今回の相棒  スイフト君
良く走ってくれました。ありがとう。

1月某日の行程(撮影地)

朝、6時に宿泊地稚内を出発
1.勇知付近 撮影開始は07:20頃の上り特急列車  8:00頃 ラッセル撮影、ともに南下
2.兜沼-徳満 踏切   
3.下沼-幌延間国道跨線橋   写真1枚目
4.上幌延駅近く 踏切
5.安牛-雄信内            写真2枚目
6.歌内-天塩中川           写真3.4枚目
7.天塩中川駅近く 跨線橋   写真5枚目
8.佐久-筬島              写真6.7枚目
9.南美深-智北    14:55頃 本日のラッセル撮影終了

追っかけ距離おおよそ160km

たくさん撮らせて頂きました。ありがとうラッセル&Thanks326氏

Vol.566

2015年2月 4日 (水)

東海道新幹線  暮れなずむ古都

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つい先日、仕事で京都の清水寺に行って来ました。時折、小雪が舞う中を清水の舞台に上がると、京都駅を発車する新幹線を発見。肉眼では豆粒かと思いますが、車内からはどんな感じに清水寺は見えるのでしょうか。今から次回のランドスケープが楽しみです。

2015.1.28 東海道新幹線 京都付近  Nikon Df  70-200mm F4     Vol.565

2015年2月 2日 (月)

奥会津より―本日運休  深川俊一郎

大寒を迎え、積雪に加え風が強く、地吹雪が猛威をふるっています。
さすがに只見線も運休が目立つようになります。

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深い眠り

夜明けから一度も鳴ることがない踏切。
しんしんと降る雪が深い眠りを誘う。
只見線 早戸-会津水沼 HASSELBLAD 500CM Planar CF 80mmF2.8 T*

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空白の駅


高い雪壁の向こうに静まり返った駅がある。
ホームとレールの区別もつかないほどだ。
只見線 会津中川 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

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本日運休


昨日何とか辿り着いた列車が、今もそのまま眠っている。
青く霞む雪空のもと、本日の運休が決まった。
只見線 会津川口 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.564

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