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2015年2月18日 (水)

行くぜ東北! 津軽鉄道ストーブ列車   服部一人

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_khp3204赤々と燃える炎が何ともなごみます。車掌さんは切符を売るだけでなく、石炭をくべたりお客のためにスルメを焼いたりとなかなか忙しいです。

ここのところJR東日本の東北キャンペーン「行くぜ、東北。」のポスターをよく駅で見かける。何事によらず、この手のキャンペーンに感化されやすい性格の私はすっかり東北に行きたくなった。どうせ行くなら最北端、青森県である。青森はいいところいっぱいあるけど、冬となれば、やっぱり津軽鉄道のストーブ列車でしょう。

というわけで新幹線に乗って出かけてきました。それにしても今さらながら新幹線は速くて便利です。朝東京を発てば、午後にはもうストーブ列車の中です。車内はほとんどが都会から来たと思われる旅行者ばかり。発車前からストーブの上ではスルメが焼かれて、車内にはぷーんといい匂いが立ちこめています。当然酒類の車内販売もあって、ここはひとつ津軽鉄道の売り上げのために買わないわけにはいきません。

前回の訪問(こちら→http://blog.rail-on.com/2012/12/post-bd17.html )では、沿線での撮影がひかえていたためグッとこらえましたが、もう今回はどうでもよくなりました。あぶったスルメと缶ビール、車窓には冬の津軽には珍しいおだやかな日差し。津軽富士岩木山もきれいに見えます。いやー最高ですね。極楽極楽。来た甲斐がありました。

車内は石炭ストーブのやさしい暖かさと共になごやかな雰囲気。「地吹雪ってのは今日はないのかい?」 などという旅人のお気楽で勝手な質問にも、アテンダントのお姉さんはニコニコと受け答えしています。
ストーブ列車は冬の津軽の風物詩。いいもんですよ。ぜひ皆さんもどうぞ。

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この日はDLが検査ということで前後にDCを付けての列車でした。

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_khp3216車内は可愛いダルマストーブだけでなく、よく見るとなかなか味わい深いディティールがあります。

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おだやかな1日でしたが、日が暮れるととたんに冷気が足もとから登ってきます。冬の津軽の厳しさを想います。


FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4                                                              VOL.572

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コメント

ここのところTVでも良く取り上げられていますね。スルメの匂いに誘われて私も行きたくなりました。

ベッサホイさん、こんにちは。
実のところストーブ列車に乗るまでは、芦野公園あたりで下車して走りの写真も撮るつもりで耐寒装備万全で来たのですが、乗車したときにはすでにいい匂いがただよい、先客の方々は宴会ムードに突入していたので、私もつい軽く一杯と始めたら、もう撮影はどうでもよくなりました。あははは。

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