遥かなる旅愁-薄青色の大地-3 深川俊一郎
東京では桜咲く陽気になりましたので、3か月続けた雪中行ともしばしのお別れです。
厳しくとも雪国にいざなわれる私としては、一抹の寂しさがあります。
東の果てに冷たく吹き続ける風と共に、去ってゆく列車に想いを馳せます。
冬の舞
丹頂の来る駅では、雪上で華やかな舞が繰り広げられ、思わず見とれてしまう。
蒸気機関車は丹頂を驚かすことのないよう、汽笛を吹かずに、ゆっくりと背景を彩ってゆく。
釧網本線 茅沼 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
氷雪の舞台
遮るものが何もないこの広さはどうだろう。
風は煙を踊らせ、汽笛の音さえ彼方へ吹き飛ばしてゆく。
釧網本線 茅沼-塘路 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
Vol.589
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