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2015年5月 1日 (金)

奥会津より―桜前線とともに  深川俊一郎

東京では桜開花を挟んで、ゆっくりと春が歩みを進めてきますが、雪国ではフキノトウが芽吹いたかと思うと花が一斉に絶え間なく咲き誇り、急ぎ足の春を感じます。
僅か1ヶ月前の本当の吹雪をすっかり忘れ、麗らかな花吹雪に酔いしれるのです。

15029
さくらみち


虚空蔵尊の門前町である柳津は、この時期随所で桜が咲き誇る。
見上げれば桜の海原を泳いでいるよう。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

15030
目覚めの時


遅い雪融けを待ちきれずに、フキノトウが力強く芽吹き出した。
レールは赤茶色に錆びているが、ちゃんと生きている。
只見線 会津蒲生-只見 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

15029_2
はなだより


雪国の春は急ぎ足で来たかと思えば、さりげなく去ってゆく。
春光に煌めく桜吹雪は、惜しみなく吹く風に身を任せていた。
只見線 会津柳津 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

Vol.608

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深川俊一郎」カテゴリの記事

コメント

桜吹雪、いいですね
深川さんが、その瞬間をひたすら待っている様が思い浮かびます(笑)
僕はもうすでに吹雪が恋しいです...

岡田さん、こんにちは。もう白馬の人になりつつあるのでしょうね。
私も実は吹雪が恋しいのです!
それをじらすべく、春夏秋もそこそこに楽しもうと思っています。

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