風の曲がり角-小湊鉄道 深川俊一郎
田んぼの真ん中に佇む小さな駅は、今日も風に吹かれながら静かに誰かを待っています。
小さなホームに立つと、季節の移ろいを肌で感じることができるのです。
語らいのみち
放課後、鳥の囀りや虫の鳴き声に交じって、生徒たちの笑い声が聞こえてくる。
線路脇の小さなみちが、一番賑わう時だ。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
風の曲がり角
ホームの向こうを、滑らかにカーブしてゆく道が見える。
かすかな風を残して、自転車が去っていった。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
澄み渡る午後
澄み渡る青空に、朱色とクリーム色の二色が鮮やかに映る。
あまりの眩しさに思わず目を細めてしまう。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
遠い夏
陽が傾いても、蝉の合唱は終わらない。
遠い日に帰れそうな、夏の日の夕刻。
小湊鉄道 上総牛久-上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
Vol.660
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