駅のたたずまい 1 ウィーン中央駅 服部一人

9月初旬の夜8時頃の中央駅。日が長く、空にまだうっすらと明るさが残っている。
以前にベルリン中央駅(こちら→http://blog.rail-on.com/2013/11/post-5a55.html )や、ミラノ中央駅(こちら→http://blog.rail-on.com/2015/05/post-1faa.html )を取り上げたことがあったが、このたび、この駅のネタをシリーズ化することに決定、さて第1回目はウィーン中央駅です。
ウィーン中央駅は昨年から本格開業したばかりのまだ新しい駅である。ヨーロッパの首都には行き先別にいくつかの主要駅があるのが通例だ。ちょうど東京に東京駅のほかに上野駅や新宿駅があるような感じだ。これらのターミナル駅はヨーロッパ伝統の行き止まり式のホームを持つ駅が多い。しかし、やはり列車運用上は不便なこともあるようで、近年は通過できるような線路配置の中央駅を作る例がいくつかある。このウィーン中央駅もその1つだ。
ウィーンから西へザルツブルク、インスブルック、ドイツのミュンヘンなどへはウィーン西駅から発着する列車が多く、また空港と市内を結ぶ列車も直接中央駅には乗り入れていないので、首都の中央駅としてはやや閑散としている。ホームに立った時の真新しいコンクリートの白さが印象に残っている。
駅の構内にはレストラン、各種ショップなどが入っている。ヨーロッパでは日曜日にはほとんどのお店が閉まってしまう習慣だが、駅のスーパーや食堂は開いていることが多く、旅人にはありがたい存在だ。
早朝のウィーン中央駅。周辺は再開発地区でいろいろと工事をやっている。
Canon EOS5DMkⅡ, Distagon35/2 VOL.681
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