駅のたたずまい 3 ライプチヒ中央駅 服部一人
ドイツ東部ライプチヒ中央駅は今年めでたく開業100周年である。ヨーロッパでも最大級の広さだというが、この駅はとにかく大きい。ホームの番号を数えたら26番線まであった。ここもヨーロッパのターミナルの伝統にならって行き止まり式のホームに太い鉄骨のドーム屋根がかかる。
フランクフルトからドレスデンへとドイツを東西に結ぶ路線、またベルリンからミュンヘンへと南北に結ぶ路線がともに交わる交通の要衝である。そのためICやICEなどの特急列車が頻繁に発着する活気のある駅だが、構内が広すぎるせいか、ホームにいるとガランとして静かな印象を受ける。
1997年に改装されて地下はプロメナーデンと呼ばれるショッピングセンターになっている。
いちばん端のホームには歴史的車両が展示してある。博物館と違って本物の駅に置いてあるので、これら古い車両も今にも走り出しそうな雰囲気がある。
Canon EOS5DMk2, Distagon35/2 VOL.691
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