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2015年10月

2015年10月30日 (金)

路面電車紀行-夏空の広島電鉄②  深川俊一郎

季節と暦が追いかけっこをしていたようなこの夏の終わり。
路面電車に乗ってささやかな印象を綴ります。

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大通りの構図


目抜き通りの中心をしっかり軌道が占めている。
1900形は京都市電の払下げで、今でも多数が現役で頑張っている。
本川町 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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運転台より


目にするものが全て身近に感じる。
年季が安心感を誘う。
車内 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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今日あったこと


白島線は、枝分かれした短いローカル線のようだ。
午後の早い時刻、空いた車内はくつろぎの場だ。
車内 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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放課後の一幕


車の音が絶え間ない小さな電停。
微風が会話をそっとさらってゆく。
女学院前 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

Vol.701

2015年10月28日 (水)

TOKYO RAILWAY 700  太和田光一郎

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                                             おっと、

         ドクターイエローがやってきました。これは幸先が良さそうです。

                  と、言うわけで小ブログ通算700回目を記念して、

                            元気な新幹線700系の登場です。

                         ここのところ体にガタが出てきたので、

             今度ドクターイエローさんに診てもらうことにしようかな。

2014.7.25 東海道新幹線 引込線 芝浦付近

2015.8.2          〃          東京駅                                       Vol.700

Nikon Df   70-200mm F4

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2015年10月26日 (月)

鉄道の日によせて ザクセンの小さな鉄道2 デルニッツ鉄道(下)   服部一人

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森を抜けてテイルハイム駅に可愛い汽車がやってきた。機関車と合わせた古典客車も美しい。

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ナローゲージの混合列車。昔々の軽便鉄道の風情満載の実にいい演出。21世紀の今、こんな鉄道情景が見られるのは眼福ということにつきます。

最新の超古典蒸気機関車 ⅠKタイプ No.54

この日は普段と違うイベントディなので、特別な機関車が走ります。このグリーンの塗装も凛々しいNo.54、ⅠKタイプと呼ばれる可愛らしいCタンクがその主役です。これはザクセン王国時代の1881~1892年にかけて総数40両あまりが作られた超古典機です。しかし、このNo.54はちょっと別格。最新のⅠKタイプ、2009年製造です。

どういう事情かというと、まったく1から新しく製造した精密なレプリカということです。古い蒸気機関車を動態保存するための修復はたいへんな手間とお金がかかります。古い部品などは修理しても耐久性や精度に問題があることも多く、それゆえ大がかりなレストアをほどこす時には、現代の技術と材質で作られた最新の部品に丸ごと交換してしまうこともしばしばあります。こういう考え方を突きつめていくと、いっそ、始めから
新しく機関車を作ってしまえばいいじゃないか、という話になります。何も古い部品を苦労して整備するより、図面が残っていれば新造しようということです。こうして外観は昔のままを正確に再現しながら、「新品」の蒸気機関車ができるのです。


このNo.54は、ザクセンのナローゲージ誕生125周年記念の大プロジェクトとして2009年にドイツのマイニンゲン蒸気機関車工場で新造されました。先ほど精密なレプリカという言葉を使いましたが、実際にはレプリカではなく、これは2009年製造の本物の「ⅠKタイプ蒸気機関車」です。100年以上前の
オリジナルのⅠKタイプの最終ナンバーがNo.53だったので、それからはるか1世紀以上の時を経て、新たにNo.54を名乗ることになったのも、この機関車がレプリカではなく「本物」であることを物語っています。総工費は100万ユーロを超えたそうです。1億2,3千万円ですか、たいへんな代物ですね。

この周辺のザクセンのナローゲージ鉄道が共同で使用する形のようで、製造以来、あちこちの鉄道の特別運転日にかり出されてアイドルとして大活躍です。古典機を新しく製造するとは、何と贅沢で豪勢な話ですね。保存鉄道王国ドイツならではです。

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こちらがⅠKタイプ No.54のお姿。日本的センスからすると、これくらいの大きさが軽便鉄道っぽさがあって実に好ましいです。運転室の後部下端がゆるやかなカーブになっている造形も美しいですねぇ。燦然と輝く側面の銘板には2009という数字があります。
デルニッツ鉄道など、現代のナローゲージは密着型の連結器を採用しています。このNo.54は細部まで完全に当時のままなので、連結器も古いタイプ。したがって列車を牽引する時には今の連結器とつなげられるアダプターを使います。

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ミューゲルンの車庫の前で、給水と火床整理をして次の出発準備をするNo.54。こういう何気ない情景も絵になります。100年前のことを彷彿とさせる風景です。

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終着グロッセンに進入する列車。この左手の採石積み込みのホッパーが美しい。現役時代を思わせるいい感じで残してあります。これも実は保存鉄道、600ミリのトロッコです。こちらのトロッコもまたナローゲージ数寄者には感涙もののすばらしさ。後日、あらためて紹介します。

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草原を行く小さな汽車にオープンデッキの客車。線路脇の木立の影が列車にかかる。軽便鉄道ですなぁ。いい情景です。言うことありません。

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空荷の貨車を引いて軽快にとばすNo.54。サイドビューが美しい。

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この手の保存鉄道のイベントディには、往々にして自動車などの乗り物も展示されることがある。鉄道ファンと車ファンは多少オーバーラップする部分があるのだろう。僕も古い車などは大好きです。
東独時代のクラシックトラクター。すべて自走できます。No.54の先にいる赤いキュートなバスは、やはり東独時代の1974年から作られたROBUR LO 3000 というミニバス。ボディの広告からするとオーシャッツの鉄道模型店の所有のようです。

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イベントディの夕方、仕業が終わった汽車が車庫の前に並んで撮影会です。ちょうど西日がいい具合にあたります。当日火が入っていなかったもう1両のザクソンメイヤー99 1561も車庫の中から出てきて勢揃い。最後はDLの前で運転手やスタッフの記念写真。皆さまご苦労さまでした。おかげさまでたいへんいい一日を過ごしました。ありがとう。

CANON EOS 5DMkⅡ, EF70-200/4L, Makro-Planar50/2 Distagon35/2

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2015年10月25日 (日)

鉄道の日によせて ザクセンの小さな鉄道1 デルニッツ鉄道(上)   服部一人

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ロールワーゲンの貨車を含む混合列車がやってきた。数十年前の現役時代を再現する実にいい演出です。ロールワーゲンとは軌間の違う車両を乗せて運ぶ貨車のことです。2両目の大きな貨車が乗っているのがそれです。標準軌からナローに荷物の積み替えの手間を省いて、貨車をそのまま運んでしまおうということです。ドイツのナローゲージではよく見られた手法のようです。僕は動いている姿を見るのはこの時が初めてでした。このデコボコな編成がナローらしくていい味出してますね。

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こうして見るとロールワーゲン上の標準軌の貨車とナローゲージの機関車の大きさの違いがよくわかります。機関車が何とも小さく見えます。


鉄道の日は、ご存知の通り1872年に新橋~横浜間に初めて鉄道が走った日です。今年は数えて143年目。一方ドイツの鉄道は今年180年。そして今回訪ねた、この小さなデルニッツ鉄道は今年131年目を迎えます。毎年ヨーロッパの小さな鉄道を見に行く旅、昨年はイギリスのウェールズの保存鉄道でした。(こちら→http://blog.rail-on.com/2014/04/1-e429.html ) 

今年はドイツ東部のザクセン州。ザクセン州はドイツの他の州に比べてナローゲージ鉄道が多く敷設されていました。おもに19世紀後半、まだここがザクセン王国だった頃に建設が始まり、1920年までにはザクセン州全体で500キロを超えるナローゲージの鉄道網があったそうです。戦後の東ドイツの社会主義時代を経験したこともあって、西側に比べると比較的近年まで残っていた鉄道もあり、現在もいくつかが保存鉄道として蒸気機関車を走らせています。今回から連載で、その訪問記をお届けします。



ザクソンメイヤー タイプⅣKを訪ねて。

9月、暑かった夏から秋へと季節が変わろうとしている頃、ドイツ東部、ザクセン州の小さな鉄道を訪ね歩く旅に出た。ドイツを訪れるのは4年ぶり。以前にやはりナローの蒸気鉄道をご紹介したことがあったけど、(こちら→http://blog.rail-on.com/2012/08/post-7992.html ) 今回は前回に行けなかったところばかり、せっせと訪ねてきました。何しろザクセンはナロー蒸気の宝庫、限られた日程ではどれもこれもというわけにはいかなかったんですが、それでもかねてより行きたかったところをいくつも回り、念願果たして満足のいく旅でした。

デルニッツ鉄道はちょうどお祭りのある週末に訪ねてきました。祭りの名目は「ⅠK型蒸気機関車と開通130周年記念」といった感じ。ⅠKについては明日のブログで紹介します。開業は厳密には今年は131年目なんだけど、昨年に続き盛大にお祝いしようということでしょう。この手の保存鉄道は客集めのために定期的にイベントをしますが、こういう日が訪問のチャンス。この時も通常より倍以上、列車本数があり、かつ蒸気牽引列車が多数設定されるという、我々のような数寄者とってはたまらない一日ですね。

なんといってもお目当てはザクソンメイヤーと呼ばれる関節式機関車。動いている本物を見るのは初めてです。僕はマレーとか、ガーラットなんかの物々しい関節式機関車が大好きなので、これもなかなか琴線に触れるものがありました。今風の言葉でいくと「萌える」というやつですかね。シリンダーが内側で向かい合わせになっているのがユニーク。たいへん気に入りました。

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これがザクソンメイヤー 99 1574。形式名はⅣKと呼ばれるタイプです。1912年の製造ですが、1960年代にボイラーを含む大幅な更新修理を受けているそうです。細身のボイラーがなかなかキュートでいいスタイルです。

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朝のミューゲルン機関庫を出発する99 1574。さあ、これからお祭りの一日が始まる。

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この日は特別運転なので、乗車券はオーシャッツ~グロッセン全線乗り放題のパスが12ユーロ。お祭りでたくさん蒸気が見られたので、これくらいは安いものです。

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テイルハイム駅に進入する混合列車。ここは森の中にあって静かな駅。

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ミューゲルンは広い構内に白樺並木が所々にある気持ちのいい駅。ところでこのイベントで日本人のファンの方、3人とお目にかかりました。いずれの方も、こんなドイツの片田舎のイベントにお出かけになるくらいだから、相当気合いの入った「鉄」の方々です。まぁ、僕も同類ですけど....。
このうちお二方はレンタカーでいらっしゃったので、1日同乗させていただきました。おかげさまで効率よく回れて写真たくさん撮れました。その節はお世話になりました。ありがとうございました。

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ミューゲルンの駅には、あちらこちらに東独時代の遺品も打ち捨てられていて、これもゆっくり見ると興味深そう。

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お祭りなので5インチのライブスティームも登場。これはコッペルかなぁ。向こうにはチューニングして気合いの入ったトラバントも展示してある。なかなか楽しい。売店もいろいろ出ているので、お昼ご飯はドイツ名物でかいソーセージとパン。ついでにビールといきたいところだが、手元が狂って写真失敗するといけないので自重。保存鉄道に行ったら、経営の一助となるべく、お金を落とすことも重要と自分に言い聞かせて雑誌と本を数冊購入。帰りがちょっと重かったけどね。

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蒸気列車の合間にディーゼルも走ります。このディーゼル機関車、何となく珍妙です。車軸配置が1-B-1という不思議なものでした。

_2015_09_12_0815 夢中で乗って撮ってを繰り返した一日が終り、最終列車で帰路につきます。天気もよかったし、満足満足。


デルニッツ鉄道 現地のガイド、アクセスなど

DBとデルニッツ鉄道の接続駅のオーシャッツは、DBのドレスデン〜ライプチヒを結ぶ本線上にある。快速REでドレスデンからは約1時間、ライプチヒからは35分程度。REは1時間に1本程度ある。

DBのオーシャッツ駅はオーシャッツ市街とは少し離れたところにあるため、駅周辺は特に何もない閑散としたところだ。DBの駅に接してすぐ南側にデルニッツ鉄道のオーシャッツ中央駅がある。かつてDBと貨物のやり取りがあったため、構内には標準機とナローの3線区間もある。ここから鉄道の中心地であるミューゲルンを経てグロッセンまで約16キロの750ミリナローゲージである。

平日はグロッセン〜ミューゲルン間が1往復半、ミューゲルン〜オーシャッツ間が4往復程度で、いずれもDL牽引。シーズン中の週末に蒸気が走る日が設定されており、さらに年に何日か、今回のようにイベントのある特別な日がある。今回の訪問時はグロッセン〜オーシャッツ7往復、ミューゲルン〜オーシャッツは区間運転も含めて8往復以上というダイヤだったので通常よりかなり多い。やはりこういう日を狙って行くのが得策。詳しいダイヤはホームページで調べてください。→http://www.doellnitzbahn.de/cms/

おおざっぱに言ってオーシャッツ中央駅からオーシャッツ南駅までは市街地を走る。この区間には比較的大きな道路を渡る踏切もあるし、市街地をバックに走る列車が撮れる。オーシャッツ南を出てナウンドルフの手前までは雑木林や森の中。カーブもあっていいポイントもありそうだが、木々に囲まれて光があたりにくいのが難点で、並行した道路がない区間もあって、ポイントまでたどり着くのは骨が折れるかもしれない。
ナウンドルフから先ミューゲルンまではひらけた牧草地。ミューゲルンを出て少し市街地を走ったあとはなだらかな牧草地の中を、道路と並行して走り、終点のグロッセンにいたる、といった沿線風景。

機関庫はミューゲルンにあり、ここの構内はとても広い。車庫も煉瓦積みでなかなか味わい深い。終着グロッセン構内にある採石場からのトロッコのホッパーも必見。                              (2015年9月現在)

  

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     デルニッツ鉄道路線図 2015年9月現在、ケムニッツに行く路線は休止中です。


明日は、これまたすばらしいⅠK型機関車を中心に、引き続きデルニッツ鉄道を紹介します。お楽しみに。

CANON EOS 5DMkⅡ, EF70-200/4L, Makro-Planar50/2 Distagon35/2

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2015年10月23日 (金)

鉄道の日によせて・・あいつが生まれた朝に 伊勢新一郎

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2015年10月21日 (水)

鉄道の日によせて 「 Night Walker 2015 autumn 」 濱島 栄

みなさん おひさしぶり です

ぼくはかわらず夜をさまよっています

流れ歩くぼくと流れ行く列車

流れるラインが  とまりそうなぼくのきもちを前へと進めてくれます

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それではみなさん

またいつか 夜にお会いしましょう


てつどうのひの夜によせて
   by Hamazy

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2015年10月19日 (月)

鉄道の日によせて LongDistance ♪ なえぼであそぼ ♪♬   梅村貴子

9月末にJR北海道苗穂工場の一般公開があると知り、じっとしていられなくて出かけて参りました。

その1  部品とあそぼ

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その2  光とあそぼ

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そしてこどもたちは地面であそぶ

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○○○○○○ 

一日限りの短い時間でのイベントですが

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クレーンに吊られたDF君が目の前にビューンと飛んで来たり

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線路を繋ぐ作業の実演があったり___________________

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こ〜んなところや_____________

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こんなところも・・・
工場内のほとんどの棟を歩き回ることができて
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アント君の活躍も見られ

 

ここには載せきれないたくさん様々な実演や作業

 

本当にありがとう___________________

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これからもずっと安全無事故をお祈りします 

いつまでもJR北海道が元気で

鉄道に関わる人々、そうでない方々もみ〜んながお元気でいますように

JR北海道 苗穂工場
Canon EOS 6D EF17-40mm F4 / OLYMPUS OM-D E-M1 40-150mm F2.8
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2015年10月17日 (土)

鉄道の日によせて 路面電車紀行‐夏空の広島電鉄①  深川俊一郎

終戦70年のこの夏、昭和17年製で戦禍を生き抜いた653号車が、被爆電車として当時の塗装で広島の街を走りました。
広島電鉄市内線が原爆投下3日後の8月9日に、己斐-西天満町で営業を再開したのは有名な話ですが、その時に運行されたのは400形らしく、既に現存していません。
この650形も5両全てが被災しましたが、その後復旧し、現在でも3両が在籍しているという、歴史的価値のある車両なのです。
今でも身近な足として路面電車が活躍する広島の街を、残暑の一日に訪れました。

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出番前


広島駅は櫛形のホームがある始発駅だ。
夏の陽に深みのある色合いが鈍く光る。
広島駅 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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ゆく夏


車の音に交じって唸るような電車の音が響く。
陽射しは強いけれど、吹く風は少し爽やかになった。
本川町 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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白昼夢


記録映像と同じ姿のドームがそこにある。
青空は澄み渡り、花壇には丁寧に花が植えられていた。
原爆ドーム前-本川町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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幾星霜


軌道の石畳には、その歴史がぎっしりと詰まっている。
足を乗せると、ごつごつと少し硬めの感触が伝わってきた。
観音町 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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路地より


大通りに繋がるこの狭い路地は、旧来の電車道だ。
終戦前日の8月14日には、すぐそこの小網町電停まで営業再開したと聞く。
土橋-小網町 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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ひととき


ガタゴトゆれる旧型車の車内は、どこか温かく親しみを感じる。
時代は変わっても、ふれあいの場であることに変わりない。
車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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名残の夏空


夏の終わりを惜しむかのように深く濃い夏空が広がった。
重厚な昔の色合いが、あの空に吸い込まれるように同化していた。
福島町-広電西広島 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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Vol.694

2015年10月15日 (木)

鉄道の日によせて  山手線ランドスケープ Vol.2  太和田光一郎

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2015.8.15  JR山手線より      

Nikon Df    16-35mm   24-70mm   70-200mm          Vol.693

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2015年10月14日 (水)

鉄道の日によせて  山手線ランドスケープ Vol.1 太和田光一郎

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よく晴れた夏休みの一日、ランドスケープをする視線で眺めた山手線からの車窓風景は、ドラマチックでとても新鮮でした。

近未来を感じさせる沿線の都市風景の狭間には、今もなお昭和の香りに満ちた街並が息づいています。

原宿の宮廷ホームや、昭和の時代を駆け抜けたSLも当時のままです。

今日は 『鉄道の日』。 我が国で鉄道が走り始めて143年が経ちました。

そして今年は、戦後70年の節目の年・・・。 

人で溢れた東京の街を、815日、一日限定で撮り下ろした山手線からのランドスケープストーリーを、今日と明日、2回に分けてお届けいたします。どうぞお付き合いください。

P.S : 撮影の前日、安倍総理の心のこもった戦後70年に向けての談話を聞いたからか、つい撮影にエキサイト!

写真を何枚もタテに羅列したため、ご覧になりにくくなっていますことをお詫びいたします。

2015.8.15  JR山手線より       Nikon Df   16-35mm  24-70mm  70-200mm         Vol.692

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2015年10月13日 (火)

2015 鉄道の日によせて  予告編

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2015年10月11日 (日)

写真展のご案内

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いつも小ブログをご覧いただきありがとうございます。

毎年秋にやっております、日本大学術学部写真学科卒業生の「鉄」によるグループ展が今年も開催されます。今回ではや5回目となりました。レイル・オンからは梅村と服部が出品いたします。梅村は北海道の写真を、服部はヨーロッパの小鉄道の写真を展示します。会場はいつもの青山のギャラリーです。小さなギャラリーなので1人数点程度の展示ですが、お近くにお越しの際はぜひをお運びください。どうぞよろしくお願いいたします。

写真展日時 2015年10月14日(水)〜10月26日(月) 廊10月20日(火)

      12:00〜19:00(最終日16:00)

会場    ギャラリーストークス

      東京都港区南青山6-2-10  TIビル4階 03-3797-0856

      http://www.gallerystorks.com

※10月16日(金)18:00〜 会場にてオープニングパーティーを行います。狭い会場ではございますが、お気軽にお越し下さい。

梅村と服部の在廊予定は、逐次予定がわかり次第更新します。

○服部 在廊予定  
 10月16日(金) 16時〜オープニングパーティ終了まで

 10月17日(土)12時〜15時頃

 10月18日(日)17時頃〜19時頃

 10月24日(土)16時頃〜19時頃

 10月25日(日) 15時頃〜17:30頃

○梅村 在廊予定
 10月16日(金)  17時〜オープニングパーティ終了まで

 10月24日(土) 15:30頃〜19時頃

 10月25日(日) 15時頃〜18:30頃

 10月26日(月) 13時頃〜16時

 

駅のたたずまい 3 ライプチヒ中央駅   服部一人

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ドイツ東部ライプチヒ中央駅は今年めでたく開業100周年である。ヨーロッパでも最大級の広さだというが、この駅はとにかく大きい。ホームの番号を数えたら26番線まであった。ここもヨーロッパのターミナルの伝統にならって行き止まり式のホームに太い鉄骨のドーム屋根がかかる。

フランクフルトからドレスデンへとドイツを東西に結ぶ路線、またベルリンからミュンヘンへと南北に結ぶ路線がともに交わる交通の要衝である。そのためICやICEなどの特急列車が頻繁に発着する活気のある駅だが、構内が広すぎるせいか、ホームにいるとガランとして静かな印象を受ける。

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1997年に改装されて地下はプロメナーデンと呼ばれるショッピングセンターになっている。

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いちばん端のホームには歴史的車両が展示してある。博物館と違って本物の駅に置いてあるので、これら古い車両も今にも走り出しそうな雰囲気がある。

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2015年10月 9日 (金)

奥会津より-実りの秋  深川俊一郎

只見線沿線は名だたる米どころで、田んぼというカンバスにゆっくりと筆をのせるように走ってゆきます。
とりわけ黄金色に実る収穫期は、毎年のことですがしみじみと有難みを感じるのです。

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実りの秋


少し冷えた夜が明けると、煌めくような朝が訪れた。
この雫が美味しいお米には欠かせないのだろう。
只見線 上条-越後須原 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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朝風冷ややか


朝霧がやがて晴れてきそうだ。
列車が去った踏切に、少し冷ややかな静寂が訪れる。
只見線 越後広瀬-薮神 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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小さな秋


涼しくなった小さな庭先は、秋の匂いで溢れている。
その陽気に誘われるように、ねこがゆっくりと現れた。
只見線 大白川-入広瀬 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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秋天


いよいよ収穫の日がやってきた。
稲穂の香ばしい香りが漂ってくる。今年も豊作だ。
只見線 入広瀬-上条 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.690

2015年10月 7日 (水)

LongDistance -- 根室本線 とことこ -- 梅村貴子

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普通列車が遠くをとことこ    

気持ちよい朝のひととき

(と、言いたいところですが、登り道の朝露で靴も靴下もズボンもびちょびちょ・・・
ふぉ〜つめたい。装備の甘さを反省デス)

JR北海道 根室本線 尺別-音別 ・ 音別-古瀬
Canon EOS 6D 17-40mm F4 / OLYMPUS OM-D E-M1 40-150mm F2.8

Vol.689        Thanks 326 (saburou氏)

2015年10月 5日 (月)

東海道新幹線ランドスケープ   ブルーアワー   太和田光一郎

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この日は、三河安城付近を走行中にブルーアワーが訪れた。

ほんの僅かな魅惑の青い時・・・。

① 2015.9.15   東海道新幹線 豊橋-三河安城間 

②      〃              〃            〃      

③      〃               〃      三河安城-名古屋間

④   〃       〃     名古屋駅

Nikon D4    24-70mm F2.8   70-200mm F4         Vol.688

2015年10月 3日 (土)

ゆずと行く・・太子駅跡  伊勢新一郎

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LumixGX1,TZ40 Vol.687

2015年10月 1日 (木)

駅のたたずまい 2 ブダペスト東駅   服部一人

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ブダペスト東駅はハンガリー最大のターミナル駅である。ヨーロッパの終着駅の伝統にならって、行き止まり式ホームに大きなドームを持つ風格のある駅だ。1884年の完成当時、最先端のモダンな駅だったという。今でも内外装の見事な装飾にその面影を残している。

9月初旬、チェコのプラハから国際列車で到着した。荷物を持ってホームに降りたとき、ちょうど正面の明かり取りの飾り窓から強い西日が差し込んでいた。僕はその光に向かってホームを歩く。正面出口を抜けた先の広場には予想外の光景があった。
非常に多くの人びとがそこに居座っていた。列車を待っている風情ではない。駅前で野宿しているような感じだ。最初は何が起きているのか理解できなかった。あとになって、これがシリアなどからの難民の流入だと知った。

数日をブダペストで過ごし、次の目的地のウィーンに行くため、ふたたび東駅に向かった。駅前の群衆はさらに膨れあがっていた。多くの警官が出て駅の入場を厳しく規制している。入り口のあたりは二重三重の人垣ができて大混雑している。僕は大きなトランクを引っ張り、汗をかきながら人の波をかき分け、警官にパスポートを見せ、やっとのことでホームに入った。時間に余裕を持って来たつもりだったが、最後は小走りになった。ウィーン行きの特急列車に乗り込み、とりあえず座席に座って一息つく。つい今しがたの駅前の喧噪とは、あまりに違う静かで平穏な車内だった。

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駅正面の上部にある2体の彫像は、ともに鉄道と蒸気機関車にゆかりの深いジョージ・スティーブンソンとジェームズ・ワットだそうです。



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ニュースで報道されていたように、大量の難民がオーストリアやドイツを目指してハンガリーに押しよせていた。小さな子供の手を引いている親もいる。いったい祖国を捨てざるを得ないとはどういうことだろう。

当たり前のことだが、人は生まれるときに場所と時代を選んで生まれてくることはできない。僕がこんな境遇に生まれたら、のんきに旅行などしている身分ではなかっただろう。こうしてふらふらと旅行できるありがたさをしみじみと感じ、彼らの行く末を案じながら、さらに旅を続ける。

CANON EOS 5DMkⅡ, EF70-200/4L, Makro-Planar50/2 Distagon35/2       VOL.686


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