奥会津より-実りの秋 深川俊一郎
只見線沿線は名だたる米どころで、田んぼというカンバスにゆっくりと筆をのせるように走ってゆきます。
とりわけ黄金色に実る収穫期は、毎年のことですがしみじみと有難みを感じるのです。
実りの秋
少し冷えた夜が明けると、煌めくような朝が訪れた。
この雫が美味しいお米には欠かせないのだろう。
只見線 上条-越後須原 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
朝風冷ややか
朝霧がやがて晴れてきそうだ。
列車が去った踏切に、少し冷ややかな静寂が訪れる。
只見線 越後広瀬-薮神 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*
小さな秋
涼しくなった小さな庭先は、秋の匂いで溢れている。
その陽気に誘われるように、ねこがゆっくりと現れた。
只見線 大白川-入広瀬 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
秋天
いよいよ収穫の日がやってきた。
稲穂の香ばしい香りが漂ってくる。今年も豊作だ。
只見線 入広瀬-上条 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
Vol.690
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