遥かなる旅愁-厳寒のステージ② 深川俊一郎
寂寞とした原野は、雪と氷で無機質に彩られます。
時には僅かな息吹が、静かに囁きかけるのです。
底冷えの朝
硫黄山が怖いほどに浮き上がっている朝。
まだ陽を見ない細いみちは底冷えの様相だ。
釧網本線 緑-川湯温泉 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
けものみち
閉ざされた道にはゆっくり流れた時間が蓄積されている。
これより先は通ってはいけないような気がした。
釧網本線 緑-川湯温泉 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*
優雅なとき
技術の継承のため、釧網本線の蒸気機関車はこの冬も健在だ。
タンチョウとの共演が変わらずに観られるのが嬉しい。
釧網本線 茅沼 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
Vol.774
« ザクセンの小さな鉄道9 ムスカウ森林鉄道(下) 服部一人 | トップページ | ゆずと行く・・雨の三岐鉄道 伊勢新一郎 »
「深川俊一郎」カテゴリの記事
- 北へのいざない-宗谷本線2025⑤ 深川俊一郎(2025.03.18)
- 写真展開催のご案内 深川俊一郎(2025.03.20)
- 北へのいざない-宗谷本線2025④ 深川俊一郎(2025.03.06)
- 北へのいざない-宗谷本線2025③ 深川俊一郎(2025.02.21)
« ザクセンの小さな鉄道9 ムスカウ森林鉄道(下) 服部一人 | トップページ | ゆずと行く・・雨の三岐鉄道 伊勢新一郎 »
コメント