« 東海道新幹線ランドスケープ  160613 太和田光一郎 | トップページ | LongDistance *** Urban Stripe NIGIYAKA Colors *** 梅村貴子 »

2016年6月15日 (水)

トラムの走る町10 ナウムブルク ドイツ   服部一人

_2015_09_14_0085

_2015_09_14_0158
路線はたった2.5キロと非常に短いが、沿線はなかなか美しいところも多く撮影は楽しい。特に街路樹の中をゆく緑の線路はここのハイライト。公園の中を走っているような気持ちよさ。

">
ドイツはトラムの多い国で、特に旧東ドイツ側には多くの都市でトラムが元気に走っている。中にはこんな小規模で経営が成り立つのだろうかと、ふと心配になるような小さな町にも走っている。このナウムブルクもそのひとつ。町の人口はたった3万3千人ほど。路線延長わずかに2.5キロ。これはドイツの営業路面電車の中では最も短い路線らしい。運転系統も当然ひとつのみで停留所の数は8つ。しかし、ここにはとてもかわいい小さな電車が走っている。

今や貴重になった小さな二軸単車。ドイツでも二軸単車のトラムが通常の営業で走っている路線は3つしかない。ナウムブルクはそのひとつなのだ。では、あと2つはどこかといえば、1つは以前にブログで取り上げたベルリン近郊のウォルタースドルフ路面電車(こちら→http://blog.rail-on.com/2012/06/post-0226.html ) 残りはドレスデン近郊のチェコ国境近くにあるバートシャンダウである。

ナウムブルクは1991年にいったんトラムを全廃している。施設や線路の老朽化などが原因だったらしいが、その後2007年に現在の路線がめでたく復活。現在は町の中心から離れた鉄道駅と市街地を結ぶ、両端行き止まりの路線だけだが、ゆくゆくは市街をぐるっと回って鉄道駅まで循環するループになる計画もあるらしい。
計画が実現し、小さなトラムが町の中を走り回る日が来ることを心から待っている。

_2015_09_14_0022

こちらは鉄道駅のすぐ横にある、その名も「中央駅」という名の始発停留所。電車はここから市街地に向けて走って行く。

_2015_09_14_0060こちらが現在の終点のフォーゲルワイズ(Vogelwiese) 電車は上下それぞれ30分に1本というダイヤで、通常は1両の電車が行ったり来たりしている。

_2015_09_14_0136

中間のポスト通り(Poststrasse) 付近には車庫に向かう引き込み線がある。右のオレンジ色の電車のすぐ横が車庫。

_2015_09_14_0116

それで門の脇から車庫の中をのぞくと単車が何台も置いてあった。訪ねた日の翌週が車庫一般開放のイベントディだった。惜しい!!

_2015_09_14_0191     軌間は1000㎜、架線電圧600V。小さな町には小さな電車がよく似合う。

CANON EOS 5DMkⅡ,  EF70-200/4L IS, Makro-Planar50/2, Distagon35/2     VOL.827

_2016_06_14_036
6月9日付けの伊勢の記事にもありますように、この夏、7月15日より24日まで日本橋のギャラリーにて久しぶりにグループ展に参加します。僕の出品作は今ご覧いただいているようなトラム。ヨーロッパだけでなく、日本のトラムとの共演もやります。ぜひお越しください。
http://www.art-books.jp/exhibition/2016-railway-photo/


« 東海道新幹線ランドスケープ  160613 太和田光一郎 | トップページ | LongDistance *** Urban Stripe NIGIYAKA Colors *** 梅村貴子 »

服部一人」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トラムの走る町10 ナウムブルク ドイツ   服部一人:

« 東海道新幹線ランドスケープ  160613 太和田光一郎 | トップページ | LongDistance *** Urban Stripe NIGIYAKA Colors *** 梅村貴子 »

最近のトラックバック

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30