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2016年11月

2016年11月29日 (火)

東海道新幹線ランドスケープ   161129 太和田光一郎

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           生まれ変わったSONY・・・ 生まれ変わるSONY

以前、ご紹介したSONY湖西サイト。http://blog.rail-on.com/2015/02/-150214--78d1.html

現在、外装の改修工事が仕上げ段階で、すぐ側を走る東海道新幹線がよく映り込むようになりました。何でも、ブルー色のガラスの表面にフィルムを貼ったそうで、くっきりと鮮やかな『トリニトロン』になりました。(笑)

また、みなさんご存知の銀座ソニービルが、大きなバナーでお別れを告げています。一旦、公園にした後、新しいソニービルが誕生するそうです。

① 東海道新幹線 豊橋-浜松間

②    〃         品川-東京間

撮影:2016.11.20      Nikon D5    70-200mm F4       Vol.905

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2016年11月27日 (日)

有軌電車のある街-大連市電10  深川俊一郎

夜霧の街に重々しいモーターの音が響けば、そこが電車道。
そこだけはいつも、時代が止まったように懐かしい空気が溢れています。

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夜霧の電車道


淀んだ空気が少し色あせて褐色に滲む、大連の夕べ。
更けてゆく夜に吸い込まれるように、人々は急ぎ足だ。
大連市電 民主広場-民生街 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

Vol.904

2016年11月25日 (金)

トラムの走る町 17 タリン エストニア   服部一人

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エストニアはバルト海に面する小国で、面積は九州より少し大きいくらいだ。首都タリンはフィンランドの首都ヘルシンキから、海をはさんで約90キロ。船で数時間ほどだ。僕もヘルシンキから船に乗って日帰り小旅行で訪ねてみた。

物価の高いフィンランドに比べ、比較的安いエストニアはフィンランドから買い物に来る人が多い。ヘルシンキから乗船すると、それとおぼしき乗客がたくさんいる。みなそれぞれに大型のスーツケースやカート、バックパックなどを持ち、かなり本気だ。船の中にも免税品店があり、また到着したタリン港のまわりにはディスカウントショップのようなスーパーがいくつも建っていた。

タリンのトラムは日本と同じ軌間1067㎜で約39キロの路線を持ち、4つの系統がある。しかし僕の訪ねた今年9月には路線の一部で大規模な路盤工事中で半分の2系統しか運行していなかった。

タリンといえば、世界遺産に登録されている旧市街が有名だ。もしタリンを訪れることがあったら、トラムだけでなくぜひこちらの旧市街もおすすめします。美しい町並みです。

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タリンのトラムは旧型の連接車と新しい低床車両の2種類。旧型車はおなじみチェコのタトラKT4形。新しい低床車はCAFというメーカーでスペイン製。

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これがタリンの旧市街。少し坂が多いですが、町歩きの楽しいところです。

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旧市街を散歩していたら小さな写真博物館を発見。ためしに入ってみるとミノックスが展示してあった。そういえばミノックスはもともとエストニアで開発されたものだった。

FUJI X-E1 FIJINON XF18-55/2.8-4                                                   VOL.903

2016年11月23日 (水)

ゆずと行く・・秋の小海線  伊勢新一郎

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2016年11月21日 (月)

LongDistance ◇◇◇ Window Wind その2 ◇◇◇  梅村貴子

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窓の中の別世界にふたたび遊びにいく
(その1→2016.5.31記事)

JR東日本  北陸新幹線(の窓)
OLYMPUS OM-D E-M1   12-40mm f2.8
Vol.901

2016年11月19日 (土)

東海道新幹線ランドスケープ   161119 太和田光一郎

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またしてもシンメトリーな写真で恐縮ですが、おかげさまで本日、めでたく小ブログも通算900回!を数えました。

ところで900というと、皆さん近鉄の900系や近江鉄道の900形(淡海号)を連想される方が多い事と思いますが、私にとって900と言うと、真っ先に思い浮かぶのが、以前、愛用していたスピーカーの型番なんです。

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1988年に発売されビクターのSX-900。あるオーナーさんから中古で安く譲り受け、1991年12月より一年半という短い間でしたが、よく鳴ってくれました。

今も、実姉のリスニングルームで第三の人生を送っているんです。

いよいよ嫁に出す日が来た。スピーカーコードを外す前に、ペンタ67にPKRを入れて・・・。 (写真右) 撮影:1993.3.22

① 2016.11.12  東海道新幹線 新横浜駅

② 2016.9.29           〃        岐阜羽島 -米原間

③ 2016.4.29      〃         京都-新大阪間 

④ 2016.9.29           〃          東京-品川間

⑤ 2016.11.14         〃          小田原-新横浜間

⑥ 2016.10.31         〃                    〃

 Nikon D5    24-70mmm F2.8    70-200mm F4              Vol.900

2016年11月17日 (木)

只見線がくれたもの-2016霜月  深川 俊一郎

目を閉じていても、葉を焦がす芳しい香りが脳裏に錦秋を焼き付けます。
雪が来る前の鮮烈な一瞬は、暮れてゆく季節への名残のメッセージのような気がしてなりません。

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目覚めの谷


下層の低い雲がスローモーションのように引いてゆけば、一面が鮮烈に彩色されてゆく。
秋冷の谷が目覚める時だ。
只見線 滝谷-会津桧原 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

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紅唄う


澄みきった光を受けて紅が踊っている。
車窓から手が届きそうなほどに線路端を彩っている。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

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錦ゆらめく


陽が傾くと秋の山峡は急に寂しげな表情をみせる。
平たい静寂の中で錦が艶やかにゆらめいている。
只見線 会津水沼-会津中川 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

Vol.899

2016年11月16日 (水)

写真展のご案内

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みなさん、こんにちは。いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。写真展のご案内です。毎年、この季節にやっております日本大学芸術学部写真学科卒業生の鉄によるグループ展が今年も開かれます。

当ブログからは梅村と服部が出品いたします。お忙しいことと存じますが、どうぞみなさんお越しください。よろしくお願いします。

2016年11月16日(水)~28日(月)   11月22日(火)休み
12:00-19:00  最終日16:00まで。
ギャラリー・ストークス
http://www.gallerystorks.com/

〒107-0062 東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F
       03(3797)0856
(表参道駅B1出口より、南青山五丁目交差点を左折、骨董通りを高樹町方向へ徒歩8分)


2016年11月15日 (火)

トラムの走る町 16 オスロ ノルウェー   服部一人

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オスロのトラムは軌間1435ミリ、総延長130キロあまりのネットワークです。水色と白を基調にした車体は町の中でもよく目立ち、さわやかな印象があります。

このところ紹介している北欧諸国は一般に物価が高いところです。充実した福祉国家を維持していくためには税金が必要ということだと思いますが、トラムの料金も日本より高いです。料金はゾーン制で定額の1回券は300円を超えます。撮影のために1日にたびたび乗車していると、これはけっこうな出費になります。しかし便利な24時間券があり、こちらは1000円ほどとリーズナブルな値段。切符を買う手間も省け、もっぱらこれを利用しました。

はじめての都市に行った時、僕の撮影スタイルは、とりあえずトラムに乗ってみることから。すべての系統に乗れればもっとも望ましいロケハンになりますが、なかなかそれはむつかしい。地図を見て景色のよさそうなところを通る系統をえらんで乗車。終点まで行く時もありますが、途中気に入った場所があれば迷わず下車。周辺で撮影しながら線路に沿って歩きます。町並みを眺めて散歩を楽しみながら電停3つ、4つくらい歩くことはよくあります。

そうして日が傾く頃になると、足も疲れ、さて店じまいするかという気分になります。本当は夜景も撮りたいところですが、だいたいの場合挫折します。あとはスーパーに寄って晩ご飯と飲み物を買い、部屋で1日の成果をパソコンで眺めながらご飯食べます。世界中、どこに行ってもほぼこんな感じですね。今回のオスロは町もコンパクトで緑も多く、9月でしたが暑さもなく、気持ちのよい撮影でした。

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道ばたでトラムを待っていたら、偶然消防車のパレードに出くわしました。トラムもいいけど、消防車というのもなかなかカッコイイですなぁ。


Canon EOS5DMkⅡ 70-200/4IS, Makro-Planar50/2, Distagon35/2, FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4

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2016年11月13日 (日)

ゆずと行く・・秋の舎人公園  伊勢新一郎

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Lumix LX100 Vol.897

2016年11月11日 (金)

LongDistance ‥‥・ 雨もよう 2016 ・‥‥ 梅村貴子

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JR東日本 北陸新幹線 長野駅
OLYMPUS OM-D E-M1  12-40mm F2.8
Vol.896

2016年11月 9日 (水)

東海道新幹線ランドスケープ  161109 太和田光一郎

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① 2016.7.2   東海道新幹線 新横浜-小田原間

② 2016.6.26         〃       浜松-掛川間

Nikon D5   24-70mm F2.8             Vol.895

2016年11月 7日 (月)

遥かなる旅愁-錦秋の彼方へ②  深川 俊一郎

目に見えて日が短くなると、長い宵闇の寂しさが胸に迫ってきます。
陽射しが低くなるほど、そこには印象的な光景が映し出されるのです。

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枯色のカンバス


きめ細やかな木々の輪郭が枯色に鈍く光る。
気動車の鮮烈な朱色が目に焼き付いた。
根室本線 尾幌-門静 HASSELBLAD 201F  Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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海風のみち


東の果てまでやってきた。
絶え間ない海風が低い雲をちぎってゆく。
根室本線 別当賀-落石 HASSELBLAD 201F  Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

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また来週


土曜の午後は、気のせいか足取りが軽やかだ。
帰り道の背中を押すように澄み切った西日が照らしている。
石北本線 生田原-常紋 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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残照・月の出


山が呼んでいる。
冷たく澄んだ空気に包まれた陽と陰の厳かな出会い。
釧網本線 札弦-緑 HASSELBLAD 201F Sonnar C 250mmF5.6 T*

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明日への想い


秋の日暮れは寂寥感に溢れている。
斜めに交わる道路とレールが、明日への想いを夫々に運んでゆく。
釧網本線 清里町-札弦 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.894

2016年11月 5日 (土)

トラムの走る町 15 ストックホルムの旧型車 スウェーデン   服部一人

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2軸単車76号の美しいサイドビュー。

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こちらは少し新しい333号。カーブを描いた正面の形が優雅です。

北欧の大都市ストックホルム。ここにもトラムネットワークがあるが、おもな路線は郊外にあり、トラムというよりライトレール的な路線が多い。その中で唯一、市街を走る路線が市内中心部のNORRMALMSTORGと野外博物館で有名なSKANSEN方面を結ぶ7、7N系統だ。

7系統は普通の連接車が走り、7N系統は期間限定で観光客向けにビンテージトラムが走っている。当然注目は旧型車が走る7N系統。だいたい6月下旬から8月後半までのあいだ、毎日11時台から17時台まで頻繁に走っている。僕が訪問した日は2両の旧型車が交互に運用に入っていた。現在の塗装と同じ、水色をベースにした古いトラムが緑多いストックホルムの町をゆったりと往復している。

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通常の7系統はこのような連接車が走る。

FUJI X-E1 FUJINON XF 18-55/2.8-4                      VOL.893

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ただいま写真展をやっています。内容は鉄道関連ではないのですが、ちょっとご紹介させてください。アフリカのケニアの首都ナイロビのスナップショットで す。少し古い写真ですが、すべて未発表。フィルムで撮った写真なので、暗室でせっせと自分でプリントしました。よろしければ、ぜひみなさまお越し下さ い。来週月曜14日までやっています。今週、金土日は在廊しております。よろしくお願いします。

服部一人写真展「窓の向こうに」

2016年11月2日(水)~14日(月)   11月8日(火)休み

12:00-19:00  最終日16:00まで。

ギャラリー・ストークス

http://www.gallerystorks.com/

〒107-0062 東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F

       03(3797)0856

 

(表参道駅B1出口より、南青山五丁目交差点を左折、骨董通りを高樹町方向へ徒歩8分)

2016年11月 3日 (木)

ゆずと行く・・雨の見沼緑地  伊勢新一郎

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Lumix LX100、GX7  Vol.892

2016年11月 1日 (火)

LongDistance 〜〜〜 < 石北 砂まき スマイル君 DE15のお仕事 > 〜〜〜 梅村貴子

紅葉が進むにつれて落葉も増え、葉っぱの脂と霜のせいでスリップが起きる。それを防ぐため、線路に砂をまく機関車が一人、朝夕に走る。
スマイル君はここでも活躍。

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上川→奥白滝信号所

バタバタの合間で訪れた石北本線。ヘロヘロだったけれど、遠くからスマイル君の足音が聞こえ、ガンバる笑顔が見えたとき、こっちも元気がでたよ、ありがとう。

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白滝→丸瀬布

お、冬に宗谷でお会いした2521君ですね、お久しぶりです。ラッセルヘッドのない姿もまたカッコイイ。

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昼は遠軽でちょと休憩。隣に停まるオホーツクにその姿を写してご挨拶。


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丸瀬布→白滝

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奥白滝信号所→上川 (上越-中越)

夕刻のお帰り、今日も一日お疲れ様。

JR北海道 石北本線 (上川-遠軽間)
EOS 6D 17-40mm F4 / OLYMPUS OM-D E-M1 40-150mm F2.8
Thanks 326   Vol.891

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