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2016年12月

2016年12月31日 (土)

2016 今年の1枚 1号車   服部一人

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リベレツのトラム、プロセチェ・ナド・ニソウ。いなかの村の小さな停留所といった風情。

みなさん、こんにちは。今年も1年間、当ブログにおつきあいいただきまして本当にありがとうございます。
僕のブログはご覧の通り、折々の小鉄道の訪問記といった感じの記事がほとんどですが、こうして1年を振り返ってみると今年はトラム関係のネタが多かった年でした。全36本のうち14本がトラムの記事でした。

というわけで、今年の1枚に取り上げるのもトラムの中から。 5月15日の「トラムの走る町9 リベレツ チェコ(下)」(こちら→http://blog.rail-on.com/2016/05/9-5433.html )。 この訪問でいなかトラムの路側軌道の魅力にすっかりはまってしまって、以後、のんびりした路側軌道を求めてポーランドのウッチ(こちら→http://blog.rail-on.com/2016/10/post-ed18.html )にまで出かけるきっかけとなった場所です。さらには来年も東欧のこの手の路線を探訪する予定もあります。

こういう雰囲気が好きなのは、僕の故郷の近くにかつてあった、名鉄美濃町線の原体験があるからかもしれません。子供の頃から何度か撮影に行ったそこは、当時はそのありがたみがよくわからずにいたのですが、いま昔の写真を見ると、何とも懐かしい好ましい気持ちになります。

いままで何度か言っていることですが、僕の好みは「蒸気機関車」、「トラム(路面電車)」、そして「ローカル線」です。さらに車両が古くてレールの幅が狭ければ(ナローゲージ)、申し分ありません。つまり蒸気軽便鉄道や田舎電車などが理想ですが、それは過去の鉄道情景への郷愁ということでもあります。そして、もうそういうものは日本には非常に少なくなりました。

しばしば海外に出かけていますが、特に海外旅行が好きということはいまはありません。より好ましいと思う鉄道情景を現代で探した結果、あちこちの国に出かけていくことになったということです。

ことしも、末長く印象に残るであろう美しい鉄道情景を見ることができました。多くの出会いに感謝して、また明くる年もまだ見ぬ鉄道情景を求めて旅行に出かけたいと思います。

1年間ありがとうございました。みなさま方も、そろって良いお年をお迎えください。
世の中が良い方向に向かい、安定と平和を目指すことを切に望みます。


2016年大晦日   服部一人

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記事で未発表の写真を2枚つけます。ここは路側軌道だけでなく、ちょっとした森もあって短い区間ながら変化も楽しめます。たぶん3日くらいいても飽きないでしょう。

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2016 今年の1枚 2号車 伊勢新一郎

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2016年、さらに忙しい一年でした。遠征記事は信州2回の撮影行と過去の
未発表ストックで、あとは全て近所での写真です。
いつもの散歩コースで撮影できるところは、ほぼ撮り尽くした感じがします。
それでもカメラを持って歩いていると、不思議なもので、大きな鳥が飛んで
きたり、カマキリや赤とんぼが近くにいたりで、写真はカメラの腕より偶然性
が大きいことをあらためて感じた次第です。

夏の写真展では、15年ぶりの展示ができて良い思い出となりました・・・

私ごとで恐縮ですが、諸々の事情で撮影を続けることが難しい情況になり、
今回の記事で一旦終了し、しばらくの間休載とさせて頂きたいと思います。

長い間、同じような写真ばかりで、申し訳ありませんでした。

いつの日かまた、お見せできるような写真を持って帰ってきます。

その日までRail-Onブログをどうかよろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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2016 今年の1枚 3号車 梅村貴子

2016年、世の中には自然気候災害や事故などで大変な思いをした人が沢山いらっしゃる中、自分は特に大きく憂うような事態も無く過ごせたことは本当にありがたいと思います。好きな鉄道を撮ってブログにあげて、こんな幸せなことが続けられて、周りの全ての人、もの、ことに感謝です。

そう言いながら、「アホやねぇ」と言われそうなカットを出して申し訳ないのですが、

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今年の一枚は大好きなラッセル車に雪をかけられてニコニコ喜んでいるおバカなカットであります。(雪が飛んでくることは承知の上での踏み切り外からの撮影)

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左 作者近影は2月の石北本線旧白滝駅。
この駅は3月のダイヤ改正で廃止となりました。その後、9月に通りかかった際にはまだ駅舎は残っていましたが、10月に訪れた時は丁度、駅舎とホームの取り壊しの日でした。
「いつまでもあると思うな、好きな駅」・・・

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左 2016.9               右 2016.10 

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もう一つ、今年の大きな出来事として、Rail-Onとして超久しぶりに写真展活動をしたことがあります。お声がけ頂いての企画写真展への参加でしたが、とても良い勉強と刺激になりました。ご来場頂いた皆様、お世話になった全ての方々に深く感謝申し上げます。

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2016.7 「とっておきの鉄道情景」写真展 Rail-Onブース

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来年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます

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2016 今年の1枚 4号車 太和田光一郎

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本年も、ご覧いただきましてありがとうございました。

さて、この一年を振り返って心に残った一枚は、SONY湖西サイトの紅葉たそがれバージョンです。先日、名古屋へ行った帰りに一枚だけ満足のいく写真が撮れたんですが、ちょうどいい時間になり昼間とはまた違った趣きです。また、今年はグループとして久方ぶりの写真展『とっておきの鉄道情景』への参加、写真集の制作が心に残りました。ご来場いただいた皆さまへは、改めてお礼を申し上げます。

Pmd_2272k__11オマケの写真は、写真集『art+books』の改訂版です。初版の色をベースに、その後ほぼ全ページにわたり再度色補正を施し、サブタイトルと撮影データを追加し完成いたしました。過日、いつもお世話になっているNikonさんの、プロサービスセンター銀座の書籍コーナーに置かせていただきました。NPSの会員の方に限られますが、修理などでお越しの際はぜひお手にとってご覧いただけましたら幸いです。

最後になりましたが、来年もどうぞお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

 2016.12.11 東海道新幹線 豊橋-浜松間  Nikon D5  70-200mm F4    Vol.923

2016 今年の1枚 5号車  深川俊一郎

いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
年々時がたつのを早く感じるようになりますが、今年は企画展への参加もあり、あっという間に過ぎてゆきました。
そんな年末に、私にとって待望のニュースが入りました。
只見線の不通区間が復旧の方向で決まったことです。
2011年7月30日の新潟・福島豪雨で3つの鉄橋流失により、只見線の会津川口-只見間が不通になってすでに5年が経ちましたが、上下分離方式での鉄道による復旧の方向が決定しました。
自治体、特に福島県の負担は相応の金額になりますが、鉄道を残すことでの将来性に賭ける選択がなされたということで、微力ながら自分たちができることをますます真剣に考えねばと気を引き締める思いです。
さて今年の1枚ですが、ゆっくりと時が流れていた只見線の春で締めくくりたいと思います。
列車の来ない長い時間にこそ、只見線らしさを感じるものですが、それでも5年は長すぎます。これから復旧までの3年?は、待ち遠しくも楽しい時が流れてゆくことでしょう。
それでは皆さまどうぞよいお年を。

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Vol.925

2016 今年の1枚 6号車 濱島 栄

     一日の終わりと始まり
       一年の終わりと始まり

     夜に終わって夜に始まる

         全ては夜から・・・

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今年も「お久しぶり」登場と 変わらずの夜作品ばかりで恐縮です。
来年もこのペースが続くことと思いますがよろしくお願い致します。

10月鉄道の日企画作品のバリエーションカットで今年をおわります。
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2016年12月29日 (木)

久方ぶりの高知  161229  太和田光一郎

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Pmd_8673k__3ほぼ満席の窪川行きに高知から乗車した。テスト勉強中の高校生をスナップ。円行寺口駅にて(写真上)

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今回は、つい先日、久方ぶりに高知へ出張した時のスナップをお見せしたい。かなりスケジュールがタイトだったが、移動中の僅かな時間に結構楽しみながら撮影できた。

JR旭駅で下車すると、色付いた銀杏の木とのどかな街並み、Pmd_8688kt_おしゃれな歯科医院が出迎えてくれた。(写真上・右)

今回の仕事先のすぐ目の前には、中村街道を走る土佐電鉄の路面電車が頻繁に通過して行く…。旭駅前通付近(写真下)

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その昔、何度も立寄ったことのある『大橋通』の電停。ここは以前、職場で大変お世話になったK氏がいらしたところ。辺りは当時のままなので懐かしさが込み上げてくる。下車したいが時間がなく、後ろ髪を引かれる思いではりまや橋から空港行きのリムジンバスに飛び乗る…。(写真左下)

Pmd_9351kt_撮影:2016.12.18   Nikon D5  24-70mm F2.8   70-200mm F4   Vol.920

2016年12月27日 (火)

こはるび  深川俊一郎

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こはるび


12月とは思えないほどの暖かな日が去って、ようやく寒さが戻ってきた。
西日の中で見つけた愛らしい影が、ゆく年を静かに見送っている。
これから冬は本番だけれど、日は少しずつ長くなってゆく。
岳南電車 岳南富士岡 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.919

2016年12月25日 (日)

トラムの走る町 18 クリスマススペシャル 香港   服部一人

クリスマスといえば、町の灯りがよりいっそうきらびやかに輝く時。そんなイメージを求めて、ちょっと前に行ってきた香港の夜景を少し。

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朝晩のラッシュ時には電車が次々にやってくるので信号待ちなんかで3,4両が数珠つなぎになることはよくあるが、7両もの電車が連なることは珍しい。初めて見た。なかなか壮観ですね。(Pedder street)

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歩道橋の上からしばし流し撮りを楽しんだ。緑の電車はハイネケンのビアホール電車。窓の外を流れる町の光を眺めながらビール飲んだら、さぞうまいだろうなぁ。

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市場の中をソロリソロリと電車が走る北角のループ線も健在。ここは1980年代後半から撮っているけど雰囲気はほとんど変わらない。

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電車の撮影のあとは名物スターフェリーに乗って狭い海峡を1往復。香港に来たからには遊覧船気分でこれにも乗りたい。両岸ともに町の灯りが海面に映ってあでやかなもんです。

Canon EOS5DMk2, Macro100/2.8L, Makro-Planar50/2, Distagon35/2   VOL.918

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2016年12月23日 (金)

ゆずのクリスマス  伊勢新一郎

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LumixLX100,GX7

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2016年12月21日 (水)

Rail-On Merry Christmas! < Wonder Forest > 梅村貴子

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2016年12月19日 (月)

ハッピークリスマス 161219  太和田光一郎

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                     あっ、ドクターイエローだ!

Pmd_4413kt__2先日、仕事の帰り道に、東京駅でドクターイエローに遭遇しました。ちょっぴり早い、サンタさんからのクリスマスプレゼント。何しろこれだけ乗っていても、今迄に本線上でほとんど観たことがないのですから・・・。 Pmd_0805k67__3

折り返しの束の間の時間でしたが、居合わせた人たちも皆、幸運の女神であることをご存知のご様子、熱心にスマホを向けていました。

撮影:2016.11.29  東海道新幹線 東京駅

 Nikon D5  Pmd_0834kt__7 70-200mm F4 ・ 300mm F4  PF 

さて、オマケは、汐留の旧新橋停車場のクリスマスイルミネーションです。 光のトンネルをくぐると、0系新幹線・SLが浮かび上がります。   

撮影:2016.12.15  Nikon Df 16-35mm F4 

注:多重露出撮影のため実際の情景とは異なります。(写真右)Vol.915

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2016年12月17日 (土)

真夏のクリスマス  深川俊一郎

地球の反対側では、暑さとともにやってくるクリスマスがありました。
明るく汗ばむ陽気の中で盛り上がってゆく、陽気なクリスマス。

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真夏のクリスマス


100年を優に超える歴史ある駅は、この町に当たり前のように溶け込んでいる。
駅に人々が集まるのは、万国共通だ。
サンティアゴ中央駅 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

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2016年12月15日 (木)

フランクフルトフェルトバーン博物館(下)   服部一人

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この日は「鉄道車両と古い自動車」とでもいうようなイベントデイだった。いつもよりも多い3両の蒸気機関車に火が入って、交代に列車の先頭に立って発車していく。ひととおり構内のDLなどを撮影したあとは、この列車に乗ってみることにした。

軽便鉄道の機関庫といった感じの構内を出るとクラインガルテン(市民農園)の中をまっすぐ通って、やがて広い公園に出た。美しい芝生の中をゆっくり走って行き止まりの乗降場へ。ここで汽車は機回しをして列車の最後尾にまわり今度はバック運転で出発していく。そして公園のはずれにあるもうひとつの乗降場に到着後また機回しをして博物館に戻っていくという運転だ。

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美しい公園の中を走る列車に乗っている乗客はほとんどが家族連れで、それだけ見れば遊戯施設のアトラクションと同じだが、じっさいの雰囲気は遊園地の乗り物ではなく、立派な軽便鉄道である。汽車も本物だし、客車も新造車は昔の軽便らしいデザインだし、古い車両のレプリカもある。このあたりの細部に対するこだわりが本物らしさを醸し出している理由だと思う。

半日と少しの滞在だったが、あこがれの「蒸気軽便鉄道」の片鱗を感じさせる魅力を持った鉄道だった。いつかまた来よう。違った機関車に火が入って動くようすもぜひ見たいものだ。日本から戻った元鉄道聯隊のEタンクが動いている姿を1度見てみたい。また再訪する理由ができたというものだ。

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公園から見た博物館へ戻る線路。両側はきれいに手入れされたお庭が続く。

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緑の中を緑色の汽車が行く。朝方天気が悪かったものの、午後少しずつ回復し晴れ間も見えた。ドイツ国旗がたなびく中、小さな汽車が行く、のどかな秋の1日。

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この日、火が入っていた3両の蒸気機関車。(上)1号機ヘイルブロン1900年製Bタンク、 (中)8号機ボルジッヒ1914年製Dタンク、 (下)2号機ヘンシェル1925年製Bタンク、 
どれもピカピカです。

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この日はクラシックカーのイベントも重なって、公園の中は古い乗り物好きにはたまらない楽しい場所になった。ドイツ車が多いが、アメ車もあり、我が国のトヨタのスポーツカーやマツダロータリーも参加していた。どの国にも熱心なマニアはいるもんですねぇ。汽車もいいけど車も楽しい!

FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4  Canon EOS5DMkⅡ, Makro-Planar50/2, Distagon35/2  VOL.913

2016年12月13日 (火)

ゆずと行く・・12月の風  伊勢新一郎 

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LumixLX100 Ver.912

 

■OMAKE 2016年感性を刺激されたアルバム
  今年発表されたAORで感性を刺激されたアルバムリスト(再発盤含)

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1.SEA BREASE 2016 角松敏生(1981、2016remaster&remix)
2.北斗七星 伊勢正三(1980、2016remaster)
3.it's show time-15th Anniversary Concert  Paris Match (2016)
4.ROUTE 20 HIT THE ROAD EGO-WRAPPIN' (2016)
5.Sunglow 阿川泰子(1981、2016remaster)
6.宇宙図書館 松任谷由美(2016)
7.SEASON OF LIGHTS  LAURA NYURO(1977、2008remaster、2016再)
8.Long Time Friend ALESSI(1982、2016remaster)
9.LIVE TOUR 2015-2016  FOLLOW ME UP 坂本真綾(2016)
10.NEOGENE CREATION 水樹奈々(2016)

1は角松敏生氏のデビュー版をリフレッシュしたアルバム(初回版2枚組)、
1枚目は81年発表当時の未使用レコード盤をファンから借り、レーザーで
レコードの溝を読み取るマスター型レーザー・ターンテーブルでの音源を
リマスタリング。2枚目は当時のアナログ・マルチ・テープすべてをデジタル
化し、ヴォーカル、コーラスを新録したリミックス・アルバム。
1枚目の技術的な興味もありますが、全国のファンに呼びかけ見つかった
未使用レコード盤が6枚もあったことに驚きを覚えます。2枚目は見事に
当時の不満を解消した完成盤と感じます。特にコーラスワークでこんなに
楽曲がレベルアップするとは感心しきりです。従来盤では聴き飛ばして
しまいそうになる4曲目「Surf Break」、6の「City Nights」が見事に輝きを
放ち、感性を大いに刺激されます。それにしても4でEPOさんがデュエット
しているとは、今まで気づきませんでした。

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3.4.は21世紀の良識和製AOR。3はライブ盤ですが、スタジオ盤よりも
ライブのほうがサウンドもボーカルもさらに大人です。4は3枚組の2枚目
「月盤」がしっとりと落ち着きます。どちらも超お薦めです。

5はこちらも名盤が高音質で復活。2曲目「CINEMA」、6の「SHE~SENIOR
DREAMS」は永遠の名曲でしょう。バックで松岡直也さんのバンドが素晴
らしい演奏を聴かせてくれます。

7.8などAORの洋楽もリマスター盤で再発されて、うれしい限りです。7の
1曲目でLAURAがいきなりファルセットで歌うところに新鮮さを感じます。

9.10は、デビュー時から応援している両氏の歌唱力を前面に押し出した
好盤。難曲を次々と歌いこなす二人にはいつも前向きな力をもらいます。
10は今時点では発売前ですが事前公開の音源を聞くと素直な楽曲もある
ようでそこも楽しみです。

年末の忙しい中ですが、いい音楽を聴きながら1年を振り返るのも良いか
と思います。

それでは、引き続きよろしくお願いします。

2016年12月11日 (日)

LongDistance *** 冬 夜 駅 景 *** 梅村貴子

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冬が始まりました。
北の地方では既に大雪による交通傷害もおきているようです。春までの数ヶ月、冬らしさがいい具合に味わえる良いシーズンになりますように・・・。

JR北海道 石北本線 安国駅
Canon EOS 6D 17-40mm F4L
2016年1月撮影       Vol.911

2016年12月 9日 (金)

東海道新幹線ランドスケープ   161209 太和田光一郎

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Pmd_1814kt_ 神戸での仕事の帰り道、近江長岡を過ぎたところで貨物列車と並走(写真下)。カラフルなコンテナを横目に、のぞみ号は駆け抜けていきます。

① 2016.11.29 東海道新幹線 新横浜-小田原間 

② 2016.11.20        〃          米原 -岐阜羽島間

 Nikon D5    24-70mmm F2.8    70-200mm F4              Vol.910

2016年12月 7日 (水)

遥かなる旅愁-忘却の駅  深川俊一郎

抜けるような秋空のもと、風の通り道に小さな駅がありました。
空と大地の他には何もない、遠い過去への入り口のようです。

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忘却の駅


風に吹かれて、ゆっくりと時が流れてゆく。
駅へ続く細い道は、やがて自然へと回帰してゆくのだろうか。
根室本線 初田牛 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.909

2016年12月 5日 (月)

フランクフルト フェルトバーン博物館(上)   服部一人

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どれも「かわいいねぇ」 と言いたくなる車両ばかり。博物館は広い公園の近くにあり、その園内まで線路が伸びている。庭園鉄道といった感じの環境の中を小さな列車が走る。

ドイツ各地にはフェルトバーン博物館(フェルトバーンはトロッコとか軽便鉄道といった意味合い)はいくつもあるが、ここはその筋の人々にとってはとても有名なところ。以前に紹介したグロッセンフェルトバーン博物館(こちら→http://blog.rail-on.com/2015/12/6-3aa2.html )は森の中に現役当時の姿で保存されたすばらしいところだったが、なかなか訪問しづらい田舎にあった。一方こちらはフランクフルト市内の行きやすい場所にあり、創立40周年をこえる名門で活動も非常に活発、保有する車両も多い。

とはいえ、これらの施設の多くはボランティアによって運営されているため年中開館されているわけではない。以前から行きたかったところなのだが、一般開放が毎月第1金曜の夕方と第1土曜日の午後という2日間だけ。いままでドイツに行ったときも日程が合わず断念してきた。今年9月、上手い具合にイベントデイに合わせて訪れるチャンスがあった。

大きな期待を持って見に行ってきたのだが、内容は期待以上。なにしろ僕の好きなナローゲージの小さな汽車やDLがうじゃうじゃいるのだ。イベントデイだけあって多くの車両が稼働して、ひんぱんに列車が発車していく。ちょっと天気は悪かったけど心おどる1日を過ごし、舞い上がってしまいました。

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博物館の構内は地方軽便鉄道の機関庫といった風情。
模型のような線路配置も楽しい。

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車庫の中にはお宝がたくさん。少し見えにくいが、右側のレストア中の汽車の後にいるのは、戦時中日本の鉄道聯隊が使っていたコッペルのE103。かつて西武にあり、そのご丸瀬布にいたが、いまは本国に里帰りして見違えるようにきれいにレストアされた。次はこれが走るところを見たいものだ。

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車庫の掲示板に保有車両の解説があった。まぁ、どれもかわいくてとにかく1台ほしい。

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汽車が一番好きだが、かわいいDLにも心うばわれる。きれいにレストアされ、混合列車の先頭に立つ姿もよし、また構内の片隅になにげなく停められた現役当時のようなウェザリング具合の姿もまたよし。

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こちらも日本からやって来たマッファイ製のD形機。もとはフィリピンの製糖工場で働いていたそうだが、ゆえあって日本へ。その後ご縁があって、こうして本国に戻ってきました。いまはレストア待ちの状態。

FUJI X-E1 Fujinon XF18-55/2.8-4  Canon EOS5DMkⅡ, Makro-Planar50/2, Distagon35/2  VOL.908

博物館へはフランクフルト中央駅前の電停からトラム11か21番に乗ってモンホフシュトラーゼ(Mönchhofstraße)下車。乗車時間は10分程度。そこから北に歩くこと約15分くらいで到着。途中案内板などはないので地図を持参して向かってください。

2016年12月 3日 (土)

ゆずと行く・・師走の社  伊勢新一郎

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2016年12月 1日 (木)

LongDistance ○○○ 鉄道織物 ○○○  梅村貴子

寒くなって参りました、ブランケットがありがたい季節です。
こんなチェック模様を織ってみました。

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東京メトロ 半蔵門線・千代田線
Sony Cyber-shot RX100   Vol.906

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