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2017年1月24日 (火)

只見線がくれたもの-2017睦月-2  深川俊一郎

ひとたび寒気が襲来すれば、息つく間もなく雪は降り続きます。
遅れていた冬を取り戻すかのように、季節は帳尻合わせを急ぐのです。

17006
薄墨色の造形


残り柿は見事に雪に包み込まれた。
木々が薄墨色にぼんやりと浮かんでいた。
只見線 会津坂本-会津柳津 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*

17006_2
白魔の細道


行く手を阻むほどの降りが絶え間なく続く。
時折やってくる緩急のリズムで、向こうの森が見え隠れする。
只見線 郷戸-滝谷 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

17005
暮雪


気がつけばあたりが群青色にうっすらと染まってきた。
今晩もかなり積もりそうだ。
只見線 滝谷-会津桧原 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

Vol.939

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コメント

淡い色彩、空気感、ぼんやりした立体感が
フィルムらしくていいですね、ぼーっと眺めていても
飽きないですね

昭和鉄道少年さま
いつもご覧いただきありがとうございます。
雪の微妙なトーンを表現できればと思っております。
次回は北海道をアップする予定です。
引き続きご覧いただければ幸いです。

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