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2017年1月 9日 (月)

駅チカの昭和風情 6 鶴見線国道駅のガード下   服部一人

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前回、この「駅チカ~」のシリーズをやったのは一昨年7月のことだった(こちら→http://blog.rail-on.com/2015/07/post-cec8.html )。

しばらくあいてしまったが、世の中にはまだまだ昭和の香りを濃厚に残した空間があまたある。正月3日の記事で訪問した鶴見線の国道駅、30数年ぶりの訪問だったが、歴史遺産として町並み保存しているのかと思うくらい昔と変わらぬ風情で健在であった。お正月でどの店も閉まって閑散としていたが、いくつかのお店では入り口にベニヤ板が打ち付けてあり、すでに廃業して空き家になっているところもあるようだ。上を走る電車は変わったが、このガード下は昔の時間が静かに生息しているようだった。

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今回の撮影ではX-T2のおまけ機能のひとつ、アドバンストフィルターから「トイカメラ」を使用しました。掲載写真はすべて撮って出しのjpeg。リサイズ以外のレタッチはしていません。僕はこういう機能は少しバカにしているところはあったのですが、いやいや、いい雰囲気で写っています。これで何か作品のシリーズを撮ろうということはないけど、なかなかよくできていると感じました。

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最近使っているのはこのカメラ、フジのミラーレスX-T2です。昨年9月、発売とほぼ同時に買いました。フジのXシリーズは数年前にX-E1を使いはじめました。でき上がる絵は気に入っていましたが、X-E1は正直なところ使いにくいカメラでメイン機種になるには力不足でした。

レスポンスもAFも速くなったということで、X-T2期待をもって導入しました。現在までのところおおむね気に入っています。AFもこれで新幹線を撮るのはまだ無理かもしれないけど、僕が好きなローカル線やトラムや汽車くらいのスピードなら何とかなりそうです。

すでに熟成されているデジタル一眼にくらべ、ミラーレスはいまだ発展途上なので次に出る機種はさらに各部が改良されているかもしれません。しかしレスポンスひとつとってみてもX-E1からは格段に向上しているし、僕のよくやる標準や広角でのスナップショットには十分な性能という気もします。

ミラーレスならではの電子ビューファインダーは、慣れてしまえば光学ファインダーよりも便利なところもあります。夜景のような暗いところでも明るく細部が確認できるし、被写界深度や露出など、写るままの絵が見られるのは快適です。

ミラーレスの名の通り、ミラーが無いことによるカメラぶれの低減、さらに電子シャッターを使えばフォーカルプレーンシャッターの振動も防げます。カメラが高画素になるにつれ、カメラぶれが心配になっていたので、これは大きなメリットです。電子シャッターは動体を撮るとゆがみますが、いままでのところ車両を大きく扱わないような構図のスナップショットでは特段問題を感じません。

いまのところファーストインプレッションといった感じですが、今後継続して使用しながらよい感触が得られれば、デジイチからこちらがメインカメラになるかもしれません。何といっても小さくて軽い機材は気持ちも軽くなって行動範囲も広がります。

FUJI X-T2 FIJINON XF18-55/2.8-4, XF10-24/4 VOL.934

 

 

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服部一人」カテゴリの記事

コメント

本年も素敵な作品を楽しみにしております!
ちと、話がずれてしまうのかも知れませんが、ミラーレスのメリットについてのお話、興味深く拝読しました。先日、夜の江ノ電撮影で、Canon7D-ⅡにEF70-200F2.8ISを装着して、シャッター速度0.7secにて撮影したのですが、一発切りならともかく、連写だったので、かつ、ボディを据える三脚なり一脚もなく、当然ながらレリーズを使えば逆にミラーショックでブレるので、レンズのISをオンにして、しっかりボディを握り締めて連写したら、全てブレることなく写ってました。が、試写で一枚撮るとブレブレの画。ISスゴいなあと思いつつ、ひとつ間違えば紙一重みたいな感も受けたのですが、ミラーレスなら、こんな苦労はしなくて済むのでしょうかね?
作品の感想でなく恐縮ですが、記事を読んでいて、ふと呟かせていただきました。

追伸。さっきのコメント、レンズは三脚に据えております。言葉足らずですいませんでした。

さとけんさん、いつもご覧いただきましてありがとうございます。最近の手ぶれ防止技術の進歩はすごいものがありますね。レンズ内にしろ、ボディ内にしろ1秒くらいでも手持ちで撮れたという話も聞いたことがあります。手ぶれ防止の恩恵ははかりしれないものですが、一方で万能というわけでもないようです。
メーカーやレンズによるクセがあるみたいですが、僕のEF70-200/4L ISは三脚に載せてしっかり固定できる場合はISは切った方が結果がよいように感じました。またフジの18−55/2.8−4は、広角側は問題なく手ぶれ防止が効いて画質も良いのですが、望遠側は時々画面の一部分が流れたような不自然なブレがあらわれます。手ぶれではなく明らかにレンズに原因があるように思います。それで望遠側を使うときにはスイッチを切っています。このレンズはレンズ内蔵の手ぶれ防止ですが、考えてみれば構成するレンズの一部がごくわずかに移動するわけですから、よほど精度よく制御しないと画質が落ちることもあるのかもしれません。高価な究極の単焦点高性能レンズは手ぶれ防止を搭載していない例が多いですが、わずかではあってもなんらかの画質に影響する要素があるのかもしれません。
僕の個人的な考えでは望遠レンズはISが重宝するので必要ですが、標準から広角はなくてもいいと思っています。
ミラーレスの、特に電子シャッターは微細な手ぶれ防止に効果的だと思いますが、音がまったくしない上にファインダーのブラックアウトもないので手応えが希薄なのが困りものです.でもこれも慣れの問題かもしれません。とにかくしばらくは最新のミラーレスで鉄道写真を撮っていきます.今後使いながら、またリポートします。

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