只見線がくれたもの-2017水無月 特別編 深川俊一郎
只見線復旧が決定!
6月19日に、福島県とJR東日本が基本合意書を締結し、2021年度の復旧に向け来年度に着工することが決まりました。
2011年の新潟・福島豪雨からもうすぐ6回目の夏を迎えます。只見線の会津川口と只見の間で3か所の鉄橋が流失し、それも含めた全体の補修額は81億円に上りますが、その2/3を自治体が負担するとのこと。
この小さなローカル線に対し、「鉄路による復旧」という、福島県を中心とした自治体の総意が実現することは、単なるインフラとしての役割を超えた価値が、只見線にあることを証明したといっていいのではないでしょうか。
上下分離方式ということで、今後は維持費の負担も自治体にかかってきますが、何より乗る人が増えなければその先はありません。
見守る私たちも、この復活を未来に繋げるべく、真剣に考えていきたいと思います。
緑風さわやか
深緑色の風がゆっくりと歓声を運んでいった。
さわやかな熱気がいつまでも残っていた。
只見線 会津蒲生-只見 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T*
Vol.992
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