久方ぶりの北海道 170806 太和田光一郎
先日、今から42年前に我が国の最後のSLが走った夕張線(現:JR石勝線)に仕事で訪れ、乗車する機会を得た。
当時、中学一年生だった私は、12月14日、C57135号機が牽引する旅客列車のお別れ運転のTVニュースを自宅で観たことをよく憶えている。
翌年発売の鉄道ジャーナル4月増刊『蒸気機関車の最後』の中で、廣田尚敬先生が全身全霊で特写した、SL最後の日を克明に記録したフォト・ドキュメント『終曲』の、グラビアページの素晴しい写真の数々には、どれほど影響されたか知れない。
そして今回、恥ずかしながら初めてこの地を訪れた私は、夕張-新夕張間の廃止予定を現地で聞くことになり、なんともやりきれない思いでの撮影行となった…。
① 夕張行き最終列車に乗り込む (南千歳にて)
② 一部複線だった頃の名残り (夕張-鹿ノ谷間)
③ 早朝の鹿ノ谷駅。 これから一番列車がやってくる。
④ この日、早起きは三文の徳ならぬ、2本の徳だった (夕張-鹿ノ谷間)
⑤ 追分の11分停車の間に…。
⑦ 美しい夕焼けを車窓から (沼ノ沢-南清水沢間)
⑧ 夕張行き最終列車で無事到着。
このような景色を見ると北海道に来ていることを実感する。追分-川端間 (写真右上)
雨の中、信号所で特急『スーパーとかち5号』帯広行きと交換。 新夕張-滝ノ上間・車窓より(写真下)
撮影 : 2017.7.22-23 JR石勝線 Nikon D5 24-70mm F2.8 70-200mm F4 300mm F4PF Vol.1006
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