トラムの走る町 29 リスボントラム博物館 服部一人
これが展示場を移動する構内のトラム。赤い外観がキュートですが内装も豪華です。吊り掛けモーターの乗り心地も気持ちよく、何回でも乗りたい気分です。
先回に続き、リスボンのトラム。こちらは古いトラムの車庫を利用したトラム博物館です。博物館には3つの展示場があり、入口すぐの最初の展示場はおもに模型やパネルで市内交通の歴史や変遷を展示しています。
第2、第3の展示場はやや離れた位置にあるのですが、おもしろいのは最初の展示場を出たところにトラム乗り場があって、赤いしゃれたトラムが停まっています。これに乗車して裏手にある2番目の展示場に連れて行ってくれるのです。
2番目の展示場は歴代のトラムの実物が置いてあります。ここには小さいながらミュージアムショップもあってグッズも売っています。さらにまた赤いトラムに乗車して3番目の展示場へ。こちらはおもにバスの展示場です。レトロな2階建てバスもあって、一部は車内に入ることができます。
構内を電車で移動するという趣向がとても楽しく、にくい演出だと思います。軽く見ていくつもりだったのですが、気がつくと半日以上滞在していました。
リスボントラム博物館 アクセスとガイド
場所はトラム15E系統の Est.Santo Amaro(エスタシオン サント アマーロ)電停下車、すぐ目の前。
10−18時 日曜祝日定休 大人4ユーロ。ウエブサイトはこちら→http://museu.carris.pt/en/
博物館は古い車庫を利用しているが、その横には現在使用している新しい車庫があり、そちらは立ち入り禁止ながら公道から見える。ここにもチャーター用の古いトラムが停まっていることもあるので、ついでに見物するのがよろしいかと。
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