さよなら西武船橋店 180318 太和田光一郎
昭和42年9月に華々しくオープンした西武船橋店が、先月、28日に惜しまれながら半世紀に及ぶ歴史に幕を閉じた…。
今回は最終日の屋上や、隣接するパーキングビルから観た、船橋駅前の鉄道情景をご覧頂きたいと思う
西武船橋店にはたくさんの思い出が詰まっている。とりわけ私にとって、8階は魅惑の売場だった。
憧れの一眼レフカメラや関水金属のNゲージのブルートレインなど、もう欲しいものがいっぱいで、いつまでいても飽きることがなかった…。
昭和48年10月頃、おもちゃ売り場の一角にレンジファインダーのメイカイSLという定価5,000円のカメラを発見した。当時、我家にはカメラが無かった。これならきっと買ってもらえると父親を拝み倒して、ついに手に入れることが出来た。
もう嬉しくて近くを走る京成や総武線を、モノクロームの20枚撮りフィルムの残りを気にしながら、夢中になって撮ったものだった…。
いま思えば私の鉄道写真人生は、この時から始まり今日に至るのである。
写真上から、昔は総武線がよく見えた屋上から千葉方を望む。ビルの谷間にNEXが見える。
となりにあるパーキングビルからの眺め。東武野田線船橋駅は、東武デパートの2階に位置する。手前は、JR総武緩行線。
海側を望むと京成本線が見える。ここからは見えないが、近くにはJR京葉線・武蔵野線、東葉高速鉄道に東京メトロ東西線、少し足を延ばせば、新京成線に北総開発鉄道が走っている。船橋は鉄道の街!
閉店間際の西武船橋店。(写真左上 撮影: 2月3日 )息子が記録で撮ってあった1枚を拝借 した。昭和53年に大規模な改装増築工事が行われたため、開店当時の面影はほとんどない。
現在、すでに周囲は塀で囲まれていて、跡地には複合施設の建設が予定されているそうだ。(撮影:2018.3.14 写真下)
ここから始まった私の鉄道写真…。---ありがとう 西武船橋店---
撮影:2018.2.28 Nikon Df 16-35mm F4 24-70mm F2.8 70-200mm F4 Canon SX600 HS Vol.1089
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