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2018年5月 3日 (木)

只見線がくれたもの-2018皐月  深川俊一郎

あまりにも急ぎ足の今年の桜前線。
焦る気持ちを抑えるように早春の会津を訪れれば、そこには雪解けを待ちきれずに咲き誇る桜がありました。

18020
薄明桜


夜明けの山峡は身が引き締まるように冷ややかだ。
うっすらと、そして厳かに花の海が浮き立ってゆく。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

18020_2
花屏風


天空に見事な花模様が描かれた。
雪解けの余韻が残る鮮烈な一幕だ。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18021
野辺のみち


線路端にある、どこか気になる桜。
都会の花見の喧騒が嘘のような、静かな野辺のみち。
只見線 会津中川-会津川口 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

Vol.1104

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