トラムの走る町 33 アムステルダムのガントレット オランダ 服部一人

東京駅のモデルになったと言われるアムステルダム中央駅の前で。
アムステルダムといえば運河が有名で、その運河沿いに走る区間もけっこうあるのだけど、なかなか運河と一緒に撮れるいい場所が見つからない。
それから噂には聞いていたが自転車がすごくたくさん走っている。僕はトラムを撮っている時、自動車や歩行者などがフレームの中に入るのは気にしないし、そういう被写体も何十年か後になって写真を見返した時に時代を感じさせる重要な要素になると思っている。しかしアムステルダムは自転車が多すぎて車両にカブってしまうことがたびたびあり、いささか困惑した。
街路樹の通りや歴史的な建物など、絵になる場所はいくつもある。

こちらがガントレット区間。ライツェ通りという狭い繁華街に沿って走る区間だ。停留所で言うとLeidseplein(ライツェ広場)〜Koningsplein(コーニングス広場)あたりである。ここは道が狭く複線が敷設できない。運河を渡る橋の部分だけ広げて交換できるように複線にして、そこに停留所を設けている。この区間はトランジットモールになっていて自家用車の乗り入れが禁止されている。
一見、単線で停留所のところだけ複線化しているように見えるが、よく見ると単線に見える部分もレールは4本あり、これがガントレットだとわかる。
こちらは町の中心部と郊外を結ぶライトレール。町の中心部を走る区間は地下鉄になっていて、郊外部分はこのような専用軌道になっている。この駅(アムステルダム南駅)はこのライトレールとトラムの両方が乗り入れるためライトレールの高いホームとトラムの低いホーム(手前)が同居している。
Fuji X-T2, X100f, XF23, 35, 50 VOL.1160
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