只見線がくれたもの-2018霜月 深川俊一郎
青い川面に揺らめく木々が紅に染まる頃、季節は最後の追い込みをかけるかのようです。
雪融けから浅い深緑、深まる緑、黄金色の穂波・・・等々が瞼の裏側を走馬灯のように駆け巡るのです。
深秋
青く深い静寂の底から、秋が滲みだす。
赤味を増した西日が山峡を包み込んでゆく。
只見線 会津宮下-早戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
儚い秋
秋の日はどこか懐かしく、寂しげだ。
澄んだ光の奥底には、季節が暮れ行く儚さがある。
只見線 会津水沼-会津中川 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*
夕ばえ
山の端に微かな残光が差している。
薄紫にけぶる山里の夕ばえ。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
Vol.1173
« トラムの走る町 35 ハーグ公共交通博物館 オランダ 服部一人 | トップページ | Df散歩 181130 太和田光一郎 »
「深川俊一郎」カテゴリの記事
- レイル・オン ブログ2000回&開設13周年記念 愛機ハッセルブラッド 深川俊一郎(2025.06.12)
- 路面電車紀行-熊本市電5014号車引退② 深川俊一郎(2025.05.30)
- 路面電車紀行-熊本市電5014号車引退① 深川俊一郎(2025.05.18)
- 落花盛ん-小湊鐵道2025 深川俊一郎(2025.05.06)
- 地元の桜2025 深川俊一郎(2025.04.24)
« トラムの走る町 35 ハーグ公共交通博物館 オランダ 服部一人 | トップページ | Df散歩 181130 太和田光一郎 »
コメント