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2018年11月27日 (火)

只見線がくれたもの-2018霜月  深川俊一郎

青い川面に揺らめく木々が紅に染まる頃、季節は最後の追い込みをかけるかのようです。
雪融けから浅い深緑、深まる緑、黄金色の穂波・・・等々が瞼の裏側を走馬灯のように駆け巡るのです。

18058
深秋


青く深い静寂の底から、秋が滲みだす。
赤味を増した西日が山峡を包み込んでゆく。
只見線 会津宮下-早戸 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*

18058_2
儚い秋


秋の日はどこか懐かしく、寂しげだ。
澄んだ光の奥底には、季節が暮れ行く儚さがある。
只見線 会津水沼-会津中川 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*

18058_3
夕ばえ


山の端に微かな残光が差している。
薄紫にけぶる山里の夕ばえ。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*

Vol.1173

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