路面電車紀行‐寒中の函館市電 深川俊一郎
冬の函館市電では、500形の唯一の生き残り、530号車が力強いその姿を見せてくれました。
馬力があり空転しにくいため、冬の早朝に走ることが多いとのことです。
ハイカラ號の古典的で可愛らしい姿もよいですが、渋く重厚な500形には、寒々しい函館の街が似合っていました。
眠い朝
黄ばんだ一つ目ライトを灯して500形がやってきた。
函館市電 昭和橋 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
温もり
木の匂いと温もりに溢れる車内。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
いぶし銀
鈍く光る機器が長い歴史を感じさせる。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
風格
近づくとその風格に圧倒される。よく見るとナンバーは塗装ではなく切り抜き文字だ。
函館市電 十字街 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
古色の街
ペパーミントグリーン色の歴史的建造物に、500形の深い塗装がとてもマッチする。
函館市電 末広町-大町 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
陽光柔らか
混雑が少し落ち着いた頃、ようやく遅い朝陽が差し込んできた。
函館市電 車内 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
穏やかな日
雪晴れの眩しい街並みに重厚な音が響き渡る。
函館市電 柏木町-大堀町 HASSELBLAD 201F Distagon CF 50mmF4 T*
Vol.1198
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