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2019年2月12日 (火)

トラムの走る町 36 アントワープ ベルギー   服部一人

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背景に見える荘厳な建物はアントワープ中央駅→http://blog.rail-on.com/2019/01
/14-8179.html

アントワープのトラムはメーターゲージ。標準軌が多いヨーロッパにあって、このちょっとナローな感じは僕の好みに合う。系統数12路線で総延長は116キロにもなる。市内中心部は一部区間で地下鉄になり、これはプレメトロと呼ばれている。

いまどきの連接低床車が増えてきたが、まだ多くのPCCカー7000型が走っている。路線によって単行、または2両連結で運行されている。僕の興味も当然この7000型なのだが、とりわけファーストナンバーの7001号は旧塗装になっていて、ひときわレトロで目を引く。


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こちらがファーストナンバーの7001 1960年製です

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アクセスとガイド

トラムはDe Lijn(デ レイン)社が運行しており、通常の1回券は3ユーロと少々高いが、ここは一日券を買うのが便利。これなら6ユーロなので撮影で乗り降りしていればすぐに元は取れる。Lijnwinkeisというチケット販売所が中央駅の中にあって、こちらで購入した。ほかにもキオスクなどでも買えるらしい。

系統番号11番(Melkmarkt〜Antwerpen Berchem)の終点Antwerpen Berchem の手前にCogels-Osylei(コーゲルス オスイレイ)という通りがある。ここは19世紀末のアールヌーボー調の住宅が立ち並ぶ通りだ。それぞれに個性的な装飾の邸宅が堂々と居を構える通りはレトロな電車の背景にぴったり。

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Cogels-Osylei(コーゲルス オスイレイ)通りをゆく7000型

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もちろん連接低床車も走っています。PCCカーの7000型から乗り換えると格段に車内は静かで乗り心地はいいです

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Fuji X-T2, X100f,  XF23, 35, 50 VOL.1205

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