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2019年4月 2日 (火)

のと鉄道廃線区間を垣間見る   服部一人

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地元の宗玄酒造が貯蔵庫として利用している。隧道蔵と名付けられ同名の日本酒も売られている。

のと鉄道は旧国鉄能登線を引き継いで第3セクターとなった鉄道会社だ。2000年代に入ってから穴水〜輪島(2001年)、穴水〜蛸島(2005年)が廃止となり、現在は七尾〜穴水のわずか33キロあまりが営業しているだけだ。

先日能登半島に出かけた折、この廃止区間を見てきた。途中駅の恋路駅と終点の蛸島だ。恋路駅は観光シーズンのみトロッコを体験できるアトラクションがある。また駅近くのトンネルを地元の酒造会社が管理して日本酒の貯蔵庫として使うというユニークな活動をしている。トンネルの中は一年を通じて温度がおおむね一定で酒の熟成の貯蔵庫として最適なのだとか。

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蛸島駅舎の前にあった自動販売機。おそらくもとはタバコの自販機だったと思われる。今は関連グッズなどを売っている。

いっぽうの蛸島駅だが、駅舎とホーム、線路の一部などはそのまま残って保存されている。僕は今から30年以上前の学生時代にここまで乗車したことがある。当時の写真は残っているのだが、はっきりとした記憶がない。到着した列車ですぐ折り返して戻ったため滞在時間も短かったのだろう。

今回、久しぶりに能登半島を旅行して、点在する里山の集落の風情の美しさがとても印象に残った。かつての沿線近くには「春蘭の里」という農業体験や里山体験のできる施設があり、シーズンには修学旅行などの団体客も訪れる。地域の魅力を生かした町おこしの成功例として語られる場所だという。そういう美しい山里に、このローカル線も魅力の1つとして残したかったものだ。

Fuji X-T3, XF16-55/2.8 VOL.1221

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