只見線がくれたもの-2019皐月 深川俊一郎
東京が葉桜に衣替えしたと思ったら、もう雪国から開花の便りが届きます。
毎年のことですが、桜前線に誘われて身も心も一緒に北上してゆくのです。
花舞台
古木の桜が田んぼまで大きく枝を伸ばしている。
一番列車が来たときには、もう陽が眩しいほどに昇っていた。
只見線 新鶴-若宮 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
息吹く
暖かな日が続くと、開花は一気に進む。
花の息遣いが伝わってくるようだ。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*
薄紅色の風
風のリズムにワンテンポ遅れて、枝垂桜が並んでゆっくり踊っている。
深い空色とのコントラストが目に沁みる。
只見線 会津柳津-郷戸 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
Vol.1234
« 連休中の多摩川 服部一人 | トップページ | 久方ぶりの常陸国 190515 太和田光一郎 »
「深川俊一郎」カテゴリの記事
- 路面電車紀行-函館市電2025秋涼 深川俊一郎(2025.11.06)
- 生まれ変わった旧晴海鉄道橋 深川俊一郎(2025.10.24)
- 路傍の曼珠沙華-小湊鐵道2025 深川俊一郎(2025.10.12)
- 夏色電車-三岐鉄道北勢線2025 深川俊一郎(2025.09.30)
- 長すぎる夏-小湊鐵道2025 深川俊一郎(2025.09.18)

コメント