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昨秋に数回載せた北海道鉄道公園シリーズを久々に。今回は「振内鉄道公園」です。
国鉄時代、日高地方の鵡川駅と日高町駅を結んでいた富内線(1986年廃線)。
その中程、平取(びらとり)町の振内(ふれない)駅跡地に振内鉄道公園はあります。当時の駅舎は現存していないものの、SL、客車、ホームの一部が残されて、備品などが展示されている記念館もあります。(注・記念館は平日のみ開館、前もって平取町役場に予約が必要)
客車前には4駅の駅名標が建っています。 また、この客車は簡易宿泊所となっており、ライダーさんたちに人気があるそうです。訪れたのは休日でしたので記念館内は見学出来ませんでしたが、青空とお花が出迎えてくれました。
sony α7R3・α7M3 / FE16-35mmF4 ・FE70-200mmF4
Vol.1248 5月初旬撮影
久方ぶりに舞鶴で仕事が入った。当初は京都から特急で直接、西舞鶴に入る予定だったが、以前、大変お世話になった綾部在住の元同僚が急に倒れ、豊岡の病院に入院されていると聞き、さっそくお見舞いに伺った。
昔話に花が咲き、あっという間の3時間だったが、後ろ髪を引かれる思いで豊岡より京都丹後鉄道の西舞鶴行きに飛び乗った。
久しぶりのローカル線の旅。折りしも降り続ける雨が暮色の景色にきらめいて、写真をよりフォトジェニックにしてくれる・・・。
以前、トライXで撮っていた頃では考えられない、このような夕景の撮影を可能にしてくれるデジカメに、感謝しながらの2時間の旅だった・・・。
① コウノトリの郷駅
② 栗田-丹後由良間
③ 夕日ヶ浦木津温泉駅
④ 天橋立駅
⑤ 栗田駅
⑥ 与謝野駅
京都丹後鉄道 宮豊線・宮舞線 撮影:2019.6.15 Nikon D5 24-70mm F2.8 70-200mm F4 Vol.1247
元町の賑わいを過ぎて、車窓に素朴な街並みが見えてくると、終点の函館どっく前が近づきます。
観光客の姿も少なくなり、玄関先にねこたちがやってきました。
井戸端会議
昼下りの電車道は、ご婦人たちにも、ねこたちにも心地よい陽気だ。
ふとした眠気を電車の重い音がかき消してゆく。
函館市電 大町-函館どっく前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
あそぼうよ
子供たちがねことじゃれ合ったかと思えば、嵐のように去っていった。
陽が傾くと、風が少し冷たくなってきた。
函館市電 大町-函館どっく前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
Vol.1246
☆☆☆ おかげさまの7周年 ☆☆☆
見て下さる皆様をはじめ沢山の人に支えられてこのブログを続けることが出来ています
本当にありがとうございます
まわりの全ての「ひと、もの、こと」「鉄道」に感謝です
と、周年記事に同じフレーズを書くことが出来る・・・
変わらず続けられる幸せに 感謝します
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ブログ7年の間には、廃線となったり不通のまま先行き不透明な路線にも触れて来ました。
日高本線も2015年以降の数度の自然災害により、鵡川-様似間、約110kmが不通のままです。(代行バス運行)
そんな路線にも撮らせてもらうばかりで何もお役に立てず心苦しいのですが、勝手ながらの応援写をうたいます。
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JR北海道 日高本線 鵜苫跨線橋・浦河駅・浦河駅付近・清畠駅付近
Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE24-105mm F4・FE70-200mm F4
vol.1244
・・・模型のような街・・・
いつもレイル・オンブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。早いもので、当ブログも運行し始めてから7年の歳月が経ちました。その間、大きなトラブルもなく安全運行が出来たのも、みなさまに支えられていたからこそと、心から感謝しております。
最近は、時々、信号を見落としてしまったり、突然の車両故障があったりと、いろいろとありますが、皆さまに愛されるブログを目指して参りますので、これからもどうぞよろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。
① 2019.5.5 東海道新幹線 岐阜羽島-米原間
② 2018.6.28 〃 米原-京都間
③ 2019.6.2 〃 新横浜-小田原間
④ 〃 〃 米原-京都間
⑤ 2018.5.6 〃 小田原-新横浜間
⑥ 2018.6.29 〃 京都-米原間
⑦ 2019.6.2 〃 米原-京都間
Nikon D5 24-70mm F2.8 70-200mm F4 Vol.1243
いつもご覧いただきありがとございます。当ブログも6月で7年が経ち、8年目に入りました。
回数では記事の通算で1,200回を超え、私個人でも250本を数えます。ブログを継続することで、自分の作品作りのリズムにも少なからずよい影響をもたらしていると勝手に思っています。
これからもお付き合いのほど、お願い申し上げます。
3年前に北海道新幹線が開業して以来、春の函館市電訪問がすっかり恒例になりました。
今年は平成のラストショットと、令和のファーストショット、仕事を挟んで短期間に2回函館市電を訪れました。
3月のダイヤ改正で青函トンネルの速度が140㎞/hから160㎞/hへUP、そして念願の3時間台へ・・・確かに少し早い実感です。
新幹線に乗って北へ、そして市電と自分の足で撮り歩く。ささやかな北海道応援の意味も兼ねて、理想の撮影スタイルをこれからも続けていこうと思います。
桜前線北へ
咲き始めの桜に洋館の白い壁が眩しかった。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T*
坂の上の電停
花見へ急ぐ人たちが揺れていた坂の上の電停。
函館市電 青柳町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
陽春の坂道
一層重厚な音を響かせて530形も応援に加わった。
函館市電 青柳町-谷地頭 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*
行楽日和
暖かい陽気に誘われて賑わう坂にハイカラ號がよく似合う。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T*
海風さわやか
振り返ると函館の街を摩周丸が見守っている。
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*
大きな桜と小さな電車
マッチ箱のように小さな電車がスクリーンの中を去っていった。
函館市電 昭和橋-千歳町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
長い夕陽
差し込む夕陽が函館駅前をドラマチックに映しだす。
函館市電 松風町-函館駅前 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
Vol.1242
オープンデッキの客車もスチームトラムに合わせてグリーンで塗装されており、古典的な編成美を感じる。
HL303という番号のこのスチームトラム、製造は1888年、2018年にレストアが完成した。
クラシックな前照灯と、この保存団体の立派な紋章
みなさま、こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきましてありがとうございます。このブログも7周年、続けてこられたのはみなさまのご支援の賜物です。今後ともどうぞよろしくお願いします。
さて、普段から僕の三大好物は「蒸気機関車」「路面電車」「ローカル線(ナローゲージ)」などと、たびたび申してきましたが、7周年の記念記事はその三つを兼ね備えたスチームトラムです。
ベルギーにトラムとインターアーバンを合わせたような保存鉄道があり、そこでスチームトラムが復活するという話を耳にして、昨年現地を訪ねてきました。レストアされたスチームトラムが古典客車を牽く姿はとても美しく、渋いグリーンの車体が近づけば顔が映るほどピカピカに磨かれていました。スカートのせいでロッドや動輪の動きは見えませんが、走り出せば、音も匂いもまさしく蒸気機関車でした。
この保存鉄道は電化区間と非電化区間の両方を持っていて、たくさんの電車とディーゼルカーも走らせている。この日はイベントデーなのでお客も多く、ビンテージカーでやってきたグループもいた。
アクセスとガイド
この鉄道はASVi(Association pour la Sauvegarde du Vicinal ビシナル保存協会)というところが運営している。ビシナルとはかつてベルギー全土に路線を持っていたメーターゲージの鉄道網。都市部ではトラムとして路面を走り、郊外に出るとインターアーバンとして近郊の町や村を結んでいた。全盛時には4,800キロを超える路線があり、当時のベルギー国鉄をしのぐほどの総延長だった。市街地は電化されトラムが走り、郊外には非電化区間があり、ディーゼルカーや、かつてはスチームトラムが走っていた。現在ではごく一部を除き、ほとんどが廃止されているが、この鉄道のように保存鉄道として残されているところもある。
この鉄道は首都ブリュッセルの南方、シャルロワ(Charleroi)の近郊、トゥアン(Thuin)という町にある。ブリュッセルからシャルロワ南駅までは急行列車で1時間くらい。そこから支線に乗り換えて約15分ほどでトゥアンに着く。この支線は本数が少ないので要注意。
トゥアン駅は無人駅で町の北のはずれにある。駅を出たら道沿いに歩くとすぐに大きな川(Sambre川)があり、これを渡ったところの川沿いに町並みが広がり、これがトゥアンの中心街である。なかなかきれいな町で丘の上には古城もあり、シーズンの週末にはけっこうな数の観光客で賑わう。この町のメインストリートにはトラムのレールがあり、これに沿ってまっすぐに進み、町並みが途切れたあたりに車庫が見えてくる。
営業はおもに4月から11月までの週末など。11−18時で車庫内の博物館と車両の運行がある。一部の日程では運行はなく博物館の開館だけの日もあるので要注意。スチームトラムはイベントなどの特別な日のみ運行する。詳細はこちら→http://www.asvi.be/en/index/index.htm
Fuji X-T2, X100f, XF23, 35, 50 VOL.1241
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