トラムの走る町41 パリ フランス都市交通博物館
フランスは欧州の中では比較的早くにトラムを廃止してしまい、都市交通の主役はバスとメトロになっていたが、昨今はエコロジーとバリアフリーの観点から各地でトラムが復活している。欧州の大きな都市にはたいてい交通博物館があり、古いトラムやバスなどを保存している。昨年パリを訪れた折、ここにも交通博物館があると知って出かけてみた。
博物館は今は使われていない古い車庫を利用したもので、往時の電車やバスが美しいコンディションで保存されている。僕はバスと電車では、とうぜん電車の方が好きなのだが、今回見学して強く感じたことは 「古いバスもいいもんだなぁ」 ということであった。電車であれバスであれ、昔のものはきれいだなぁと思った。特にバスの丸みのある車体はなんとも言えずレトロでいい雰囲気である。
左側の重厚な電車は1927年製の地下鉄
こちらは1896年製のスチームトラム
こちら、詳細は不明ながら圧縮空気で動くトラムらしい。(1879年製)
手前の軌道自転車は1940年製で軌道に潤滑油を塗るための工事車両だったらしい。説明によれば急曲線の通過を円滑にするためにレールの内側に塗布したということらしい。
Musée des transports urbains France
フランス都市交通博物館 ガイドとアクセス
博物館はパリ近郊のChellesの町にある。パリ市内からだと近郊電車のRERのE線でGare de Magenta駅から約25分、またはSNCFフランス国鉄P線でパリ東駅(Gare de l’Est)から15分くらい。下車駅はChelles – Gournay駅。駅からは歩いても行けないことはないが約1キロくらい。駅前からバス便がある。113番のバスでDispensaire下車。開館は4月から10月までの毎月第3土曜日のみと少ない。(10−18時)ほかに年に数回のイベントデーにも開館する。入場料5ユーロ。ウエブサイトはこちら→https://amtuir.org/
この日は「ヨーロッパ文化遺産デー」という記念日にちなんで開かれたイベントの日だったので、最寄りの駅前から会場までこんな素敵なバスが送迎用に使われた。ちなみに無料! このバスは1955年製のパリ市内を走っていたバス。動態保存されていてエンジン音も振動も昔懐かしいバスの味わい。
Fuji X-T2, X100f, XF10-23, 23, 35 VOL.1253
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