只見線がくれたもの-2019葉月 深川俊一郎
長い長い梅雨が明けたかと思えばすぐに立秋を迎え、夏が置き去りにされたかのようです。
それでも儚い夏空を待ちきれなかったように蝉は鳴き続け、夏雲は踊るのです。
蝉時雨
深い谷に川音と蝉時雨が合唱する。
列車ではその車窓に歓声が上がっていることだろう。
只見線 滝谷-会津桧原 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
盛夏
夏休みに旧塗装の懐かしい列車がやってきた。
水辺の駅のささやかな賑わい。
只見線 会津川口 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T*
夏模様
山並みの向こうから実に夏らしい雲が湧きだしてきた。
出穂間近の田んぼの緑と相まって、真夏を演出してくれる。
只見線 若宮-会津坂下 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T*
Vol.1270
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