この夏、北海道北部の宗谷本線で観光臨時列車「風っこそうや」が運行されています。
7月終わりから9月1週目まで、7週間の土日祝に運行されて、8月半ばまでは稚内から音威子府、その後は旭川から音威子府間を1日かけて往復します。
JR東日本所有の窓ガラスのない爽快な観光列車「びゅうコースター風っこ」(キハ48型)車両を借り受け、その前後にキハ40「道北・流氷の恵み号」「道央・花の恵み号」を連結した超豪華な(私にとっては)4両編成です。
びゅうコースター2両分の全席指定で、前後の恵み号はフリースペースとなっているので乗車した人はその2両を自由に使えます。通常の普通列車よりもゆっくりダイヤで、いくつかの駅では地元の皆様のお出迎えイベントや出店も開催されたり、とにかく盛りだくさん。
宗谷本線ファンの端くれとしては、そのお姿を拝まない訳にはまいりません。
指定券は取れてなくて、そのお姿だけでも見られればと思っていましたが、旭川入りして券売機をたたいたら音威子府から名寄まで空席あり!少しの距離ではありますがこれに乗らない手はない!!
ということで、風っこ一日目は旭川から名寄まで車で移動後、名寄から音威子府まで特急乗車。折り返しの風っこに名寄まで乗車して名寄以南はまた追いかけ撮影プランとしました。
次の日も一日追いかけ。ゆっくり走行がありがたいです。
そんな2日間をぎゅっと圧縮してお届けします。
〜〜〜乗車と追っかけの1日目
旭川から5時間かけて下って来た「風っこ3号」を音威子府駅でお出迎え

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地元の皆様や駅周りの色々、ありがたい歓迎ぶり。
音威子府名物の駅ソバに並ぶ人々、列車を待つ人々、構内もなかなかの混雑ぶり。
風を感じて走ります〜〜〜 (カメラのみチョコっと出してます)
満席なのに空きがあるのは、1号車4号車のキハ40めぐみ号にいる人が多いから。もちろんそちらも堪能しました。

名寄に近づくとスコールのような大雨。「雨っこそうや」になりました、これはこれで良いアトラクション。このあと、ビニールのブラインドが降ろされました。
和寒駅では空に虹
その後は青空の元を快走です 和寒-東六線
〜〜〜2日目は一日追いかけ
お天気はいまいち・・・直前まで太陽が出ていたのに、なぜか列車が来るタイミングで雨が降り出す、の繰り返し。
これはホントに雨っこそうやだ。

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風連駅通過
音威子府近くで少し光が射して来ました。 咲来-音威子府
上りの風っこ4号、旭川に向けて音威子府駅発車
恩根内-紋穂内
北星-日進
東六線-和寒
ご乗車のお客様の多さ、沿線全体の盛り上がりがなんとも嬉しいありがたいです。
この企画に関してご尽力下さった皆様に感謝致します。
明日7日と明後日8日の最後の運行、どうぞご安全に。
がんばるJR北海道、がんばれ がんばる宗谷本線!
Sony α7R3・α7M3 / FE16-35mm F4・FE24-105mmF4・FE70-200mmF4
Vol.1272 Thanks 326氏
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