2019 今年の1枚 行楽日和 深川俊一郎
今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました。
新元号になって、昭和がまた一つ昔に遠ざかっていきましたが、昭和の匂いや面影に、ますます惹かれてゆくこの頃です。
この1年を思い返すに、街の風情や古い電車が走る路面電車、特に函館市電に誘われる日々が増えました。
今年の1枚も、函館のさわやかな海風と暖かな光を感じたワンシーンです。しかしながら、このカットはまだ未完成なのです。
舞台は函館を象徴する有名な八幡坂。この坂を港から眺めると、光る坂をバックに市電が浮き立つように撮れるのです。
狙いは39号車・ハイカラ號で、運転手と車掌がデッキでシルエットになることが条件。そこに散策する人々が偶発的に入ると楽しい画面になるのですが、自動車が割って入ることも多く、なかなか納得のいくシーンが撮れません。
次の春、ハイカラ號の運転が再開する頃に、またチャレンジしようと思います。
今年はレンズを2本も入手しました。1本は3月のブログでもお知らせしたとおり、最初で最後?の新品(未使用品)である、Distagon FE 50mmF2.8 T*。もう1本はTele-Tessar FE 250mmF4 T*で、こちらは一般的な中古品だったので入手次第リフレッシュしました。
どちらもハッセルブラッドのフォーカルプレーン機専用で、レンズシャッターがないため解放f値が一絞り明るく、その性能を堪能しています。
それでは皆さまどうぞよいお年をお迎えください。
行楽日和
Vol.1310
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