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北から張り出した寒気にすっぽりと包まれた朝、そこにはマイナス30℃の世界がありました。
極寒の大気が織りなす氷の創作が、北の大地に映えるのです。
氷華爛漫
谷間の鉄路にもようやく日が差してきた。
不意に生き返ったように、氷の華が咲き乱れた。
根室本線 下金山-金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
真冬の番人
踏切も凍えていた。
その向こうを微かにダイヤモンドダストが舞っていた。
根室本線 富良野-布部 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
雪花輝く
線路端のトドマツが冷たい光を放っている。
極寒の朝に繰り広げられる、氷雪の舞台だ。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
Vol.1335
正月に大阪京都に行った帰り、京阪の浜大津に立ち寄った。ここはご存知の通り、京阪電車の京津線が一部路面電車となっている区間。以前に来たことはあったけどいつか思い出せないくらい昔のこと。家に帰って昔のネガをあさって調べたら、まだ京津線が地下鉄になる前で京阪三条から出ていた頃の写真だった。ずいぶんご無沙汰していたものだ。
今見ても浜大津の交差点は撮影にぴったりの場所だ。三方向から電車がやってくるし、いい具合に歩道橋があって便利だ。鉄道用の4両編成が堂々と道路の真ん中を悠然と走る姿は少し不思議でなかなか見ごたえがある。
この日はお正月で車も少なく終始気持ちよく撮影できた。
FUJI X-T3, XF16-55/2.8, XF90/2 VOL.1334
今年も釧網本線「流氷物語号」の運行が2月1日から始まりました。
3月1日の日曜日まで、白と水色のラッピング車両が網走-知床斜里間を毎日2往復走ります。
訪れた日はピカピカのオホーツクブルー快晴とはいかず、流氷漂着にももうあと少しかかりそうなタイミングでしたが、元気に走る姿にこちらも元気をもらいました。
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OMAKE話ですが・・・
1月に予定していた宗谷行きはインフル罹患で断念!!
こちらが今年はじめての本格的な雪撮影となりました。
それまで暖冬だったのにこの時は大寒波が来て北見近辺での朝の気温計は-30度、
昼間も-10度にもならず風がピューピュー吹きでもしたらもうブ〜〜ルブルです。
まぁ、冬らしい経験が出来て良かったと思うように致します。 ちなみに、帰京後ほどなくして流氷接岸のニュースを見ました。地元の皆様はこのまま流氷が接岸しないんじゃないかと心配していたのでまずは良かった良かった。
JR北海道 釧網本線 流氷物語号
Sony α7R3・α7lll / FE16-35mm F4・FE70-200mm F4
Thanks 326氏 vol.1333
冬らしくない冬にやきもきする日々が続きますが、心は北へと向かいます。
雪は少なくても、静かに冷え込んだ朝には、雪花が極寒の世界を飾るのです。
秀峰覚醒
モルゲンロートが重い瞼に沁み込んでくる。
秒単位で繰り広げられる覚醒の舞台だ。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*
凍る散歩道
凍る一本道が深い山へと続いている。
朝の散歩は凍てついた空気が少しだけ心地よい。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T*
銀嶺迫る
陽が高くなれば、芦別岳が白く高く迫ってくる。
山あいの鉄路にも遅い朝がやってきた。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T*
Vol.1331
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