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本州が梅雨空に沈んでいる頃、北の大地では程よい湿度の風が吹いています。
儚い夏には、五感をくすぐる魅力がたっぷりと詰まっているのです。
すがしい朝
雨雲が去ったすがしい朝。
程よい湿度が肌に心地よかった。
根室本線 下金山 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
夏色の丘
丘の模様には必然の美がある。
土の匂いが足元をかすめてゆく。
富良野線 美瑛-美馬牛 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ
麦秋鮮やか
麦がこんがり色づくと、北の大地に短い夏がやってくる。
カサカサと唄う大地に、遥かな夏空が乗っかっていた。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
芳香の水辺
甘さを抑えたほろ苦い香りが水辺を漂っている。
小さな列車は静かに森の中へ消えていった。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* RDPⅢ
Vol.1395
DL牽引になった「ばんえつ物語号」
会津坂下〜塔寺
塔寺
翁島〜磐梯町
夏の一日、久方ぶりに会津に行ってきた。お目当はSLばんえつ物語号だったが、残念ながら前日の運転で軸焼けをおこして修理中とかで、DE10の牽引でした。まぁ、仕方がない。
その後、只見線にまわり、会津坂下あたりで少し撮影。田は青く、草木も旺盛な繁殖力で、どこに目をやっても緑が美しい。この日も猛暑で大変だったが、 それでも夏らしい風情が味わえて満足。
ついでに帰り道に、翁島にある緑の村に立ち寄って沼尻鉄道の保存車両を見てきた。つかの間の夏休みですが、久しぶりの鉄活動は楽しかった!
緑の村に移築されている旧翁島駅舎
沼尻鉄道の可愛い車両
FUJI X-T3,FUJINON XF 16-55/2.8 VOL.1394
梅雨が明ければ、予想通り猛暑が輪をかけ、大変な夏を迎えています。
戦後75年目の広島、今年は原爆の日8月6日と、そして早々に復活運転をした8月9日に、被爆電車653が走りました。
密を避けるべく乗客を乗せず、沿線の方々に見守られながら、ゆっくりと走ってゆきました。
盛夏
くし型の始発駅は重厚な趣がある。
広島駅 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
熱気とともに
肌に痛いほどの熱気を感じた、真夏の電車道。
小網町-天満町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* E100
夏バテの昼下がり
薄曇りの太陽が体に重かった昼下がり。
猿猴橋町-的場町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
変わりゆく街
変わりゆく街と変わらない電車。
広島駅-猿猴橋町 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
Vol.1391
スウェーデン ストックホルム スカンセン野外博物館
フィンランド国鉄 ハメーンリンナ
スイス リギ登山鉄道
スペイン マヨルカ島
長かった梅雨が終わったと思ったら、いきなりの猛暑。おまけに今年はコロナ渦もあって、お天気とは裏腹に晴れない気持ちで夏を過ごさねばなりません。とはいえ、海に山にと出かけて夏らしい気持ちに浸りたいというもの。春以来、撮影も滞りがちでお見せできる新作も少ないので、ハードディスクの中から昔の写真を見返してきました。
昨今の自粛や在宅で今までの写真を見直したり、フィルムスキャンをせっせとやったという話をよく聞きます。撮影当時から時間が経ってあらためて見るとけっこう発見があり、以前と違ったコマを気にいることもしばしば。時代も変わり、本人も年をとって好みや見方も変わるのでしょう。僕の場合は以前に良いと思ったコマの前後を選ぶことが多くなりました。ドンピシャのタイミングでなくて、その前後の微妙にしまらない写真が楽しいです。
コロナと熱中症にじゅうぶん気をつけて、こんな年でも夏を楽しみましょう。
CANON EOS5DⅡ, EF100/2.8L, FUJI X-T2,T3, FUJINON XF17-55/2.8-4 VOL.1390
久方ぶりのレンズ手持ちの撮影です。(他社のレンズを変換マウントを使わずに手で持って撮影すること)
今回の相棒は、ちょうど40年前に購入したNewFD200mm F2.8です。しばらく使っていなかったのでカビが心配でしたが大丈夫!
朝の通勤途中に撮った、スナップでまとめてみました。いずれも絞り開放・ノートリの片道一本勝負です。
前回記事:http://blog.rail-on.com/2019/03/df-190303-e376.html
つかの間の停車時間に被写体を探す。 急ぎ足でエスカレーターの階段を駆け上がりながらシャッターを切る。 シフトレンズを使ったようなボケ味が魅力的。 光軸を少しずらして深度を調整するのも楽しい作業。
撮影:2020.8.5 東京メトロ東西線・日比谷線
Nikon Df FD200mm F2.8 Vol.1388
長い長い梅雨が最後の力を振り絞るように、激しい雨を降らせます。
灰色の重たい雲の奥には、きっと暑い暑い夏がそこにあるはずです。
灰色の朝
蒸し暑い朝が灰色に煙っていた。
小湊鉄道 高滝 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RXP
煙雨
線路端のヒルガオが止まない雨に打たれている。
小湊鉄道 上総川間-上総鶴舞 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RXP
長梅雨
長い梅雨の向こうに通学路が霞んでいた。
小湊鉄道 上総川間-上総鶴舞 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* RXP
憂鬱な日
単調な雨音はいつまで続くのか。
小湊鉄道 上総川間 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* RXP
Vol.1387
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