遥かなる旅愁-夏色の大地 深川俊一郎
本州が梅雨空に沈んでいる頃、北の大地では程よい湿度の風が吹いています。
儚い夏には、五感をくすぐる魅力がたっぷりと詰まっているのです。
すがしい朝
雨雲が去ったすがしい朝。
程よい湿度が肌に心地よかった。
根室本線 下金山 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
夏色の丘
丘の模様には必然の美がある。
土の匂いが足元をかすめてゆく。
富良野線 美瑛-美馬牛 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* RDPⅢ
麦秋鮮やか
麦がこんがり色づくと、北の大地に短い夏がやってくる。
カサカサと唄う大地に、遥かな夏空が乗っかっていた。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
芳香の水辺
甘さを抑えたほろ苦い香りが水辺を漂っている。
小さな列車は静かに森の中へ消えていった。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* RDPⅢ
Vol.1395
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