秋の一日-富山地方鉄道① 深川俊一郎
カメラを持って富山駅に降り立つのは、記憶にないくらいで、もしかしたら初めてかもしれません。
夜の駅に降り立ち、土地勘が全くない中で少し古びた市電に乗れば、期待と不安が混じりあい、まるで異国に来たかのよう。
車窓を潤していた雨はいつしか止み、そして翌朝早起きすれば、期待通りすっきり晴れた秋の一日が始まったのです。
小さな旅
市電の終点、南富山は、鉄道線への小さな乗換駅だ。
下り線の空いた電車に乗ると、思い切り朝陽を浴びて身体が温まる。
列車交換の小さな駅で気まぐれに降りると、清涼な空気にすっきりと目が覚めてきた。
富山地方鉄道 南富山・車内・月岡 HASSELBLAD 201F Distagon FE 50mmF2.8 T* E100
Vol.1419
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