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2020年12月

2020年12月31日 (木)

2020 今年の1枚 行楽日和  深川俊一郎

今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました。
外出できずにじっと耐えた春、少しずつ遠出を再開した夏、そして慌ただしい秋はあっという間に過ぎ、この冬がどうなるのか想像もつきません。
それにしても昨今のライフスタイルの変化は、鉄道そのものの存在価値さえも揺るがしてしまう程のインパクトです。
そんな中、北国に爽やかな秋風が吹く頃、たった1日だけ走った、箱館ハイカラ號が忘れられません。
奇しくも昨年の1枚も「行楽日和」でしたが、その時に「このカットはまだ未完成」であり、更なるチャレンジを決意しました。
そして今年、チャンスは一度きりでしたが、改めてイメージを具現化した「行楽日和」をご覧いただきます。
函館を象徴する八幡坂を港から眺めれば、光る坂をバックにハイカラ號がゆっくり走ってゆく。運転手と車掌さんの印象的なシルエット、楽しそうに散策する人々・・・柔らかな秋の光が北国を包み込んでいた一日。

それでは皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

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行楽日和
函館市電 十字街-末広町 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* E100

Vol.1439

2020 今年の1枚   服部一人

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みなさん、こんにちは。
本年もレイル・オンブログ「現代鉄道写真研究所」をご覧いただきましてありがとうございます。

1年を振り返りまして今年の1枚として選んだのは4月24日に掲載しました「軽便の夢 頸城鉄道」です。頸城鉄道は僕は現役時代を知りません。しかしながら鉄道趣味誌、写真集などで写真は多く見ており、その鉄道情景には少年の頃から憧れるものがありました。今年の冬、世の中がまだコロナで大騒ぎになる少し前ですが、車両を保存している記念館を見に行くツアーに参加しました。汽車は静態保存で自走できませんが、こうして発煙装置を仕込んで煙を出し、綺麗にレストアされた古典車両と編成を組むと、まるで現役時代さながらです。多くの写真で想像してきた素晴らしい往時の鉄道情景が夢のように現れました。

 

もう1枚付け加えるとすれば、3月30日掲載の「羅須地人鉄道協会 成田ゆめ牧場」です。この団体の情熱的な活動については方々で披露されていますので今更申し上げることは控えますが、頭の下がる素晴らしい趣味活動です。おかげさまで21世紀の今日、このような本物の軽便蒸気を見ることができます。以前から何度か申し上げていることですが、「蒸気機関車、ローカル線、トラム」というのが僕の三大好物です。このような素晴らしい鉄道情景を見られたことを幸せに思います。

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今年はブログのアップがたびたび遅れることがあり申し訳ございませんでした。またコロナのこともあり、ほとんど撮影に出ることができない1年でした。ネタに困り、いろいろと古い写真を探すこともありました。年の終わりに思いますことは、ひとえに、早く世界が落ち着きを取り戻し、かつての当たり前だったことが元に戻り、「不要不急」の鉄道趣味が存分にできることです。

皆様方も、そろってよいお年をお迎えください。

 

服部一人

2020 今年の一枚  梅村貴子

いつもご覧頂きましてありがとうございます。

激動の2020年も残すところほんのわずかとなりました。
思うような撮影活動が出来ない日々が続いた1年でしたが、皆様のご愛読を励みとしてなんとか掲載を続けられました。本当にありがとうございます。
また、今年撮影したカットを見直しますと、移動規制の合間をぬいながらも好きな列車をそれなりに撮ることが出来ていて、そんな自分の状況も含め…毎度のフレーズではありますが周りの全ての「皆様・もの・こと」に感謝です。

さて、今年の一枚は…いくつかのイベント列車や大好きな機関車を差しおいて、外出自粛要請期間中に撮影した「 空席LINE & Colors 」のSeatカットに致しました。車内でカメラを向け放題できることは平時であればラッキーなタイミングと思えますが、この頃はいつでもどの路線でも車内はほとんどガラガラという尋常ではない空気に、ちょっと緊張を感じながら乗車、撮影したものです。

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もうすぐ年が変わります

それとともに「気」も大きく変わり
来年は災禍に翻弄されないような
良い年となることを願ってやみません

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Vol.1437

2020 今年の1枚  太和田光一郎

・・・品川リバイバル・S君との再会・・・

本年も、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。私事で恐縮ですが、今年、私にとって衝撃的な出来事がありました。以前、当ブログでご紹介した、初めて品川へ撮影に行ったクラスメイトのS君(佐藤君)と、実に45年ぶりに再会できたのです!

Pmd_1032kt_ Pmd_1014kt_  私の鉄道写真人生の原点である『品川』・・・。今から47年前の11月3日、佐藤君に連れられて初めて行った品川客車区で、憧れのブルートレインを撮影した懐かしのカット。

東京駅から上り「はやぶさ」の回送が月見群線に到着。EF65Pは、すぐに切り離されて、東京機関区へ。長旅の疲れを癒す・・・。(写真上)

前回記事 http://blog.rail-on.com/2013/06/1-fb52.html

Pmd_0580k_ 今までに、当ブログの品川に関連する記事の中で、S君として何度か登場する佐藤君。小6の時に転校してしまい、その後、次第に疎遠となり、連絡が取れなくなったまま、45年もの歳月が流れてしまいました。Pmd_0603k__20210303154301

 実は、もう生涯、会うことは出来ないだろうと諦めていました。しかし、偶然に偶然が重なって、この夏に連絡先が判り、また再び11月3日に、二人で品川への撮影行が実現したのです。

佐藤君と品川駅東口へ向かう。(写真左上)

47年前、引率してくれた今は亡き佐藤君のお父様に、コーヒーをご馳走になった東口の『純喫茶ボナール』があったところで・・・。(写真右上)

Ef15ef58__20210303154301  品川客車区入口付近で佐藤君と並んで撮った、EF15194+EF5843と0系東海道新幹線。興奮しながら撮影したことを、昨日の事のように思い出す。(写真上)

最後に、今年の1枚・・・。当時の姿はもうほとんど残っていない品川ですが、思い出の品川客車区のあった地で、親友の佐藤君と一緒に撮った記念写真をご覧いただき、今年を締めくくりたいと思います。

それでは皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。 

2020年 大晦日

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撮影:1973年11月3日  メイカイSL 50mm F8付  コニパンSS
2020年11月3日  Nikon Df  16-35mm F4   50mm F1.8SE
 
Vol.1436

2020年12月27日 (日)

小さな贈り物-小湊鉄道  深川俊一郎

関東で一番遅い紅葉を味わい、華やかなイルミネーションを楽しんだ後、澄んだ寒空には星たちが瞬く…
ささやかな三つの贈り物に心温まる一日でした。

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遅い秋
眼下の養老川に遅い秋が揺れていた。
小湊鉄道 上総大久保-養老渓谷 HASSELBLAD 500CM Planar CF 80mmF2.8 T* E100

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里山風情
すすきの穂が揺れていた小春日和の里山。
小湊鉄道 月崎-上総大久保 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 250mmF5.6 T* E100

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夜光列車
光る列車が夜の森へと誘う。
小湊鉄道 月崎 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* E100

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宵闇の駅
小さなイルミネーションが、宵闇を一層深めていた。
小湊鉄道 上総大久保 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* E100

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星昇る
森の向こうから冬のオリオン座が昇ってきた。
小湊鉄道 月崎-上総大久保 HASSELBLAD 500CM Distagon CF 50mmF4 T* E100

Vol.1435

2020年12月24日 (木)

伊予鉄 700系 3000系   服部一人

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クリスマスだというのに、まったくクリスマスらしくもないお話ですみません。

先に四国を訪問した時に懐かしい車両に出会った。700系は元京王の名車5000系、3000系も井の頭線で活躍した元京王3000系だ。京王5000系は地方私鉄への譲渡が多いので伊予鉄以外でも元気に走っている姿が見られる。しかしながら製造より半世紀以上が経ち、各地で少しづつ廃車が進んでいるように見える。同じく3000系も多くが地方私鉄で活躍している。

昔東京でよく見かけた電車が塗色を変え、地方ののどかな景色の中を走っている姿は古い友人に会ったような親しみを感じる。

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FUJI X-T3,T2, XF16-55/2.8, EF70-200/4       VOL.1434


 

2020年12月21日 (月)

LongDistance ○○○ 冬未満 駅 景 <比布駅> 〇〇○ 梅村貴子

クリスマスはまだ1ヶ月以上も先のこと

空から落ちてくる粒もまだ液体

ちょっと気の早いクリスマスツリーが笑いかけてきた

 

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今頃は ツリーの似合う白い世界になっていることでしょう

JR北海道 宗谷本線 比布駅  11月撮影
Sony α7lll  / FE16-35mm F4
Vol.1433

2020年12月18日 (金)

Df散歩  201218  太和田光一郎

Pmd_0933k 先日、銀座に行った帰り道、乗車した銀座線のドアが開いた瞬間に眼に飛び込んできたこの光景。こんな鉄道遺構が残っているとは・・・。知らなかっただけに驚きでした。

撮影:2020.12.10  東京メトロ銀座線 京橋駅

Nikon Df   AF25-50mm F3.3-4.5

Vol.1432

2020年12月15日 (火)

路面電車紀行-古参勢揃いの広島電鉄②  深川俊一郎

千田車庫に各車が集結しました。残念ながら抽選に漏れ、外から眺める格好になりました。
それでも路面電車の町、広島を味わうことができて、よき一日でした。

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勢揃い
これだけの車両が集まると圧巻だ。
広島電鉄 千田車庫 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* E100

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せいぞろい
この日のことをいつまで覚えているだろうか…
広島電鉄 千田車庫 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

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歓声とともに
一斉に鳴ったシャッター音が歓声のよう。
広島電鉄 広電本社前 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

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晴れ舞台
赤い車体が晩秋の空に浮かび上がる。このおしゃれな塗装は元西鉄。
広島電鉄 御幸橋-皆実町六丁目 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

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斜陽
低い陽射しが老兵を後押ししていた。こちらのシックな塗装は元神戸市電。
広島電鉄 猿猴橋町-的場町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

Vol.1431

2020年12月12日 (土)

車庫は楽しい 伊予鉄 古町   服部一人

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ホームから見た風景。坊っちゃん列車もよく見えた。

日本のローカル私鉄のジャンクション駅には、その線路配置や風情、佇まいで魅力的な駅がいくつかある。たとえば富山地鉄の寺田駅、四日市あすなろう鉄道の日永駅などである。

この伊予鉄、古町駅もそのひとつだ。まず何より路面電車と鉄道線の連絡駅というのが魅力的だ。駅構内には長い編成の電車と単行のトラムが行き交い、ホームもそれぞれの床面に合わせてふたつの高さがある。トラムとインターアーバン(近郊電車)が接続している、このような駅は今ではそう多くはない。

さらにこの古町が面白いのは車庫があることだ。駅のホームからも留置されている電車がよく見えるし、路面電車の車庫の方は公道のすぐ横なので見物にはもってこいだ。松山に来たなら必ず寄りたい楽しい駅である。

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トラムの車庫はこんな感じ。一部は公道に面している。

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トラムは鉄道線を平面クロスで渡っていく。

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トラムのホームの奥には車庫がある。構内踏切もあっていい風情。

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トラムが古町をでて本町6丁目方面に向かう線路はこんな感じ。鉄道線から別れた後は住宅とマンションの間の細い専用軌道を走る。

FUJI X-T3, T-2, XF16-55/2.8, EF70-200/2.8             VOL.1430

 

2020年12月 9日 (水)

LongDistance 〜〜〜 師走の夜のすれ違い 〜〜〜 梅村貴子

昨年のちょうど今頃、函館本線 蘭島駅でのラッセル車。

普通列車との交換の一コマです。


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201209_005 2019年12月撮影

ちなみに…この時の普通列車で使用されている「キハ150系」は、2020年3月をもって函館本線山線から姿を消したそうです‥…。

JR北海道 函館本線 蘭島駅
Sony α7R3・α7lll  / FE16-35mm F4・FE70-200mm F4
Vol.1429

2020年12月 6日 (日)

TOKYO RAILWAY  201206  太和田光一郎

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先日、仕事で高画素ミラーレス機を使ったデジタイズのテストをする機会があり、さっそく通勤の途中にスナップした地下鉄の写真をご紹介いたします。

今回も単焦点レンズ1本限定で絞りは開放、後からのトリムは不可という課題つき。SONYを使うのが初めてということもあって、痛勤が一変してワクワクの撮影でした。

撮影:2020.12.3-4  東京メトロ日比谷線車内・神谷町・茅場町駅

SONY α7RⅣ   FE90mm F2.8マクロ

Vol.1428

 

2020年12月 3日 (木)

路面電車紀行-古参勢揃いの広島電鉄①  深川俊一郎

11月23日は、現在の広島電鉄の路面電車が開業した日ということで、「ひろでんの日2020」が初めて開催されました。
目玉は古参の車両たちが勢揃いし、車庫の撮影会と貸し切り走行です。被爆電車として有名な653号をはじめ、101号(大正型レプリカ)、582号(元神戸市電)、602号(元西鉄)、238号(ドイツ製)など昭和初期の古参が一堂に会する企画です。
期待に胸膨らませて広島に入り、早起きして江波の車庫に向かうと、そこには更なるサプライズが待っていました。

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準備万端
新しい超低床車の向こうに見慣れない車両が出発準備を整えている。
広島電鉄 江波 HASSELBLAD 201F Tele-Tessar FE 250mmF4 T* E100

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助走
初めて見た156号は、ゆっくりと静かに走り始めた。
広島電鉄 舟入南-江波 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

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最古参登場
小さな車体から存在感が溢れていた。
広島電鉄 原爆ドーム前-本川町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

現存する最古の被爆車両、156号をこの目で見るのは初めてでした。大正14年製の国内でも最古参の車両。昭和46年引退、昭和62年に一度復活運転したものの、その後車庫で眠り続けていました。
実は戦後75年目というの節目の年に、水面下で復活に向けた整備が進んでいたようです。そしてこの日、予告なしの登場に沿道は大いに沸きました。
156号の江波出発を撮影した直後に、後続の電車で追いかけていると、途中で先にいた101号(大正型)と653号(被爆電車)も合流。何とあっぱれな車列が完成しました。
はやる気持ちを抑えながら電停を降り、全力疾走で車列を追いかけたのです!

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幻のパレード1
3方向にいた3車両が合流し、幻のパレードが急遽始まった。
広島電鉄 原爆ドーム前-本川町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

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幻のパレード2
相生橋では朝陽がスポットライトのように眩しかった。
広島電鉄 原爆ドーム前-本川町 HASSELBLAD 201F Planar FE 110mmF2 T* E100

②へ続く
Vol.1427

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