遥かなる旅愁-孤独な鉄路② 深川俊一郎
寒気にすっぽり覆われた北の大地が、放射冷却でマイナス25℃を下回ると、そこには荘厳な朝が待っています。
先が途絶えた根室本線の、置き去りにされたこの区間は、けものみちのような孤独な鉄路なのです。
朱鷺色の夜明け
冬の一番列車が夜明けを背負ってやってきた。
向こうの山並みが柔らかな朱鷺色に染まってきた。
根室本線 布部-山部 HASSELBLAD 500CM Planar CF 80mmF2.8 T* E100
秀峰現る
何度この光景を狙っただろうか。
真冬の芦別岳は一度として同じ表情がない。
根室本線 山部-下金山 HASSELBLAD 500CM Sonnar C 150mmF4 T* E100
凍える森
遅い朝陽が待ち遠しい、深い山あいの鉄路。
霧氷が描く凍てつく森の造形。
根室本線 金山-東鹿越 HASSELBLAD 500CM Tele-Tessar CF 350mmF5.6 T* E100
Vol.1456
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