トラムの走る町 46 古い時代の東側の国で 服部一人
ポーランド ワルシャワ 1988
最近、昔のネガフィルムを少しずつプリントしている。スキャンもするのだが、気に入った写真は暗室で銀塩写真でプリントしている。暗室もこれでけっこう体力がいるので、あまり年寄りにならないうちにせっせとやっておこうという心境になった。デジタルのクオリティに特に大きな不満があるわけじゃないけど、フィルム時代に撮ったものはプリントまでちゃんと暗室で銀塩プリントを、という気持ちだ。なにぶん旧世代の古い人間なので、こんなことを考えるのだ。
今回はその中から東欧のトラムの写真を少し。いずれの国もまだ社会主義をやってた時代だ。この当時は西欧と東欧では街の明るさが違っていた。ただの一介の旅人にとっても、東側にいると何となく重苦しい雰囲気が感じられた。旅をしていたのがおもに冬だったということもあるが、今こうして写真を見返してみると当時の時代の空気のようなものがプリントから濃厚に感じられた。
ドイツ 東ベルリン 1989
ルーマニア ブカレスト 1989
ウクライナ(ソビエト連邦)キエフ 1982
NIKON F2 NIKKOR 35/1.4, LEICA M2 SUMMICRON 35/2, SUPER ANGULON 21/3.4, ROLLEI FLEX3.5F XENOTAR 75/3.5 VOL.1455
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